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今年も梅仕事を一緒に #自粛明けにやりたいこと


あきらとさんのTwitter、noteを拝見してから、ずっと考えています。

やりたいこと、それは料理教室をもう一度始めることです。
ちょうど6月で11年目を迎えるところでした。

元々、梅仕事から私の教室はスタートしました。

農家さん、八百屋さんに頼んでレッスンのスケジュールに合わせて50kg以上の梅を仕入れ、状態の良いものだけを教室に使っていきます。
教室の後、傷が少しついてしまった梅、余った梅はすぐに加工していきます。
ですので、6月、7月は夜になると、梅仕事をちょこちょこしていくのが私の日課でした。

梅仕事は私のライフワークです。
自分で梅仕事をするようになりもう20年になりますが、毎年漬け方や新しい方法を実験のように試しています。
自分で作る梅は、教室で使わなかったもの、義実家、親戚からの梅が主になります。

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梅は可愛い、本当に可愛い。
特に私が好きなのは完熟梅。
もう何時間か経つと朽ちてしまう、赤みがかった黄色い梅はむせかえるように甘い香りを放ちます。
本当は香りを味わっていたいのですが、直ちに加工をしてあげないといけません。
そうっと水で洗い、産毛を撫でるように水分をふき取り
梅のヘタを取るときは、生まれたての子供達の耳やお臍を注意深く洗ってあげたことを思い出します。

ワークショップをしている時、生徒さんが「梅可愛い」と言ってくださると、とても嬉しくなります!ね!そうでしょ!って。

自粛開け、6月…7月、きっと教室の再開には間に合わないのかもしれません。
でも、今年も梅をみんなで愛でたいのです。
気持ちだけでも共有したい。
毎年いらっしゃてくださってる生徒の皆様も、今年も梅仕事を止めずに続けて欲しいです。
少し億劫な気持ちでも、梅に触れればきっと優しい気持ちになるはずです。

そして、梅仕事をしたことのない方も、この2020年を思い、挑戦してみませんか?
梅干しも、梅酢も、梅酒も、梅シロップも、梅ピュレも、梅味噌も、梅麹もあなたの食卓を豊かにします。
梅仕事に挑戦したい方がおられれば、私が指導します。
ツイッターでもnoteでもお気軽に質問してください。

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自粛開けを、梅と過ごす日々を、思い浮かべながら、そわそわと待っています。
買い出しの時に、もし見つけたら、そっと梅をお家に連れて帰ってください。
今年も一緒に梅仕事をしましょう。


意外と自分だけが『やりたい』ことってあまり無くて、家族の生活が元に戻ると良いのになと思うことばかりでした。
あきらとさん、書くきっかけをくださってありがとうございました。

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今井真実 MAMI IMAI /料理家
「新しいお月見」というプロジェクトに参加しています。 https://note.com/new_otsukimi みんながボランティアで運営しておりますので、もし良かったら上記アカウントにサポートいただければ、ありがたいです。 どうぞよろしくお願いいたします。