チームIMADEYA‐ぷらっと9月試飲会‐Vol.6
「チルドレッド」
秋の気配を感じる今日この頃。
そしてお酒は紅葉の如く色づく赤ワインがそろそろ飲みたい。
けれどまだまだ暑い日が続きますね。
そんな時には冷やして美味しい赤ワインを是非、お試しください。
その名も「チルド・レッド」。
ということで今回は、いま話題の赤ワインの飲み方、「チルド・レッド」で美味しいワイン2種を試飲していきまーす!
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グレープリパブリック Bailey A 2020
カーブドッチ ファンピー赤 2022
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まずはグレープリパブリック、Bailey A 2020から。
※今回ワインはどちらも直前まで冷蔵庫にて待機、よく冷えています。
中堅M
香りは華やかで甘い、ラブルスカ!
味わいは、凄い冷えていて曇った味がしないというか・・、とてもクリアで美味しい。スッキリ飲めていいですね。
こんなに冷えていても、味わいはしっかり感じられてとても美味しいです!
ベテランK
ここはナチュラルな生産者だね。
目利きS
冷えているので、本来の香り味わいよりも固く引き締まっっているけれど、これはこれで美味しいよね。夏場にとてもいい。
M
はい。引き締まりながらも、味わいの果実味と酸味が生きているように感じます。
K
残暑に飲むなら、アルコール度数低いのもいいよね。
M
10%ですね!最高です、いくらでも飲めそう笑。
S
やや青味感じるけれど、早積みの葡萄使っているのかな。
K
またその青味のニュアンスが軽快さを与えて、冷やすワインにとてもいいと思う。
M
では温度ちょっとあげてみましょう!
K
おっ。流石に温度上げてもおいしいね!
S
味がでてくる、シナモみたいな・・。複雑さが増すよね。
M
こちらは夕暮れ、秋の夜長にゆっくり食事といいですね。
K
冷やすとは甘さが抑えられて、タンニン(青さ、渋苦)と酸が感じやすくなるけど、それがこのワインには合っていて、上手く作用しているなー、と。
ベーリーAの甘い香りが時の経過で落ち着いて、冷やすと馴染む、ノンストレス。
S
温度は冷蔵庫から出した5度くらいで。
グラスは何でもいいけれど、大きすぎず温度キープできるものがいいよね。
M
お料理はやっぱり赤みの魚が合いそうですね!
K
鰹かなー。
S
そこにミョウガと紫蘇等、青い薬味があるとぐっとマリアージュすると思う。
M
たしかに!お家でやってみます。
お次は、カーブドッチのファンピー赤2022です。
M
香りにぎゅっと詰まった赤系果実の味わいします。
ピーマンの風味も感じます。
K
2022年のファンピー赤は、キャンベル・アーリーとマスカット・ベーリーAをベースに、ドイツ系改良品種とメルローをブレンドしてるね。
K
おっ、そして掛川さん(醸造家)がいい言葉書いてる!
S
何ですか?
K
(下記引用)
-トップに来るのは食用ぶどう特有の甘いニュアンス。そこにヴィニフェラの強い香りが加わりグッと落ち着いた雰囲気。
真ん中の豊かな果実味にも強めのタンニンをぶつけて大人っぽくしました。余韻はとても伸びやかです。-
いいねー、ラブルスカとヴィニフェラのミックスは風味に厚みがでて、凝縮味感じるんだよねー。
そしてこの22年は、程よく熟成させてご案内しているからね、貴重だよ。
M
こちらも温度が上がってもいいですね、品種特性がでてきて面白いです。
S
冷えてる時はシンプルで飲みやすいワイン、だけどブレンドによって凝縮感出ているから、冷やしてもそれでも味わいは豊かだし、温度を上げれば品種特性もつかめるよね。
M
これは料理は何が合うかなー。
K
牛タン。
M
牛タン!?一択??!笑。
・・焼き肉ってことですかね・・・笑。
そうしたらホルモン焼きも良さそう、醤油ベースは合いそうですね。
S
トマト料理もいいと思う。
M
いいですね、口に広がる複雑な果実味とタンニンが、濃厚な旨味と酸味のお料理にからまって調和して吸収されていく・・・。
さっきまで和食だったけど、口がイタリアンになってきました。
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