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0833 広島サミットで各国首脳が原爆資料館を訪れた意味とは・・ ~日本は「国民を守らない国」なのか~

G7広島サミットで
各国首脳が原爆資料館を
訪れて見学したことは
核兵器というものが
如何に恐ろしいものかを
認識するという意味で
有意義だったと思いますが

メディアも多くの政治家も
「彼らが核の恐ろしさを
 実感し核廃絶に繋がる」
といった論調で評価しますが

これには普通で考えれば
大きな疑問があるのですが
それを感じないところに
安全保障に対する
戦後日本の歪んだ考え方が
象徴されていると感じます

「普通の国」のリーダーなら
広島の原爆資料館を訪れ
その脅威と被害の甚大さを見て
「核を無くそう」ではなく

自国民を絶対にこんな目に
遭わせてはならない、と
思うのではないでしょうか?

そして、その恐怖の核を
ちらつかせているのが
このG7サミットには
参加していない中露朝です

残念ながら、現段階では
核に対する抑止力は
核を持つこと以外に
ないというのが事実です

だから、既に核を所有する
米英仏は悪の枢軸国に対し
自国を守るという観点で
絶対に核を手放さないし

今、核を保有してない国も
核シェアリングや
核保有国との軍事同盟などの
核抑止体制を強化しよう、
と考えるのが「普通の国」の
リーダーとして当然です

それなのに日本人の多くが
「核は恐ろしいから
 絶対に持たないし
 議論すらしない」
という論調に疑問を持たず

岸田首相をはじめとする
自国を核からどう守るか、
ということを示さない
無責任な政治家たちを
「平和主義者」と呼び
それを批判する人間を
「戦争をしたいのか!」
「軍国主義者だ~」と
頓珍漢な論理で攻撃します

「日本は世界で唯一の
 核攻撃を受けた国だから
 他のどの国よりも
 核を保有するのは当然だ」
という意見は戦後70年以上も
抹殺されてきました

ロシアの核が現実の脅威に
なった今こそ、日本人の
考え方を「普通」に
近づける時だと思います

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