神話💫で読み解く日本の起源史/①教科書から初代天皇を抹殺し、建国の歴史を消した黒幕/②日本史上最大級の国難・仏教伝来が…/③奈良で卑弥呼の宮殿発見？/④世界最高レベルの日本文化…「天平時代」の美術

（下記は、メルマガよりの転載です。講座PRビデオは、３月４日まで公開です）🖥：画像をクリックすると拡大されます。。。🔍🐧💦

🔴 ①   真・日本建国史：神武天皇とヤマト王権の謎
教科書から初代天皇を抹殺し、建国の歴史を消した黒幕

真・日本建国史

〜実は私、以前まで自衛隊に勤めていました〜

ほふく前進、射撃訓練など、ひと通りの訓練は経験しましたが、実は1番記憶に残っていたのは「戦史」の授業なんです。義務教育でほとんど触られることのない日露戦争や先の大戦の歴史を詳細に学びました。今までモヤモヤとしていた部分が暴かれて、私の中に新しい知識として入ってくることが実感でき、非常に充実した時間でした。

自衛隊退官後、私としては「もうこんな知的快感を得ることなんてできないんだろうな」と思っていたのですが、、、もう一度この体験をすることができました。それが田中先生の講座を見た時のことだったんです。そういえば、私たちが受けてきた義務教育の歴史ではもう一つ、戦時中のように浅くほのめかすだけではっきりとしてない時代がありましたよね。卑弥呼、邪馬台国、大和王朝などの古代日本史。つまり「建国」のこと。

私はこの講座を見て初めて、日本は初代・神武天皇によって建国されたことや、日本は世界最古で世界最長の歴史を持つ国であるとことを知りました。巷では、「三国志」など中国の歴史が人気を博していますが、日本にだってこんなにユニークで面白い歴史があるんじゃん！と嬉しい気持ちになりました。

さらに、この講座を見たことがきっかけで、私は勉強が楽しいと感じられるようになりました。田中先生の解説は時折、あらかじめ知識がないと理解が追いつかないことがあります。でも、それも全部理解したいと思い、自分でも周辺知識を勉強をする。その時間がとても楽しく感じられたんです。子供の頃、虫の図鑑や電車の写真に夢中になっていた時のように、いつの間にか時間が経っているんです。学問には限りがありません。一生をかけても楽しみきれない勉強の楽しさを教えてくれた先生に感謝していますし、そんな体験をあなたにも是非してほしいなと思っています。

講座の内容
「神武天皇は実在した」初代天皇のルーツを解き明かす神話のカラクリ
「古墳が示す日本の起源」なぜ古墳は関東に多く存在するのか
「魏志倭人伝の嘘」強大な軍事力で古代朝鮮を制服した女将軍
「騎馬民族を支配した古代日本」今の天皇家に受け継がれる遊牧民の風習
「ヤマト王権の"陰の立役者"」日本の文化、政治の基盤を作った帰化人

・・・（画像をクリックすると拡大されます）

しかし、残念なことに、世界最古の誇らしい歴史があるにも関わらず、今の日本国民はその事実を教えられていません。戦前までは当たり前に学んでいた建国の歴史が、戦後GHQの占領政策によって否定され、日本人の記憶から次第に消えつつあります。

多くの国民が自国の成り立ちを知らない、建国を成し遂げた自国の初代天皇すら知らない… そんなことが当たり前になってしまった今の惨状は、まさに戦後GHQが望んだ「シナリオ通り」の日本だと言えるでしょう。このまま放っておけば、国民の意識から「建国」の記憶が完全に抜け落ち、何世代にも渡り脈々と繋がれてきた "歴史の糸" が途切れてしまうかもしれません。

敗戦からすでに75年以上の歳月がたった今… 失われた日本の起源を蘇らせることで、私たちの奥底にある「日本人としてのアイデンティティ」を取り戻す時代を迎えているのではないでしょうか。

この講座は、歪められた日本の建国史を復元し、皆さんとともに、私たち日本人のものにしていこうという取り組みです。本講座で真実を知っていただき、私たちの子や孫の世代、その先何百年と続く未来の日本人へ、この「誇らしい日本の歴史」を、あなたと一緒に繋いでいけるとしたら、この上ない幸せです。

不幸なことにその反日教育の影響を多大に受けてしまったのが、国家の起源を研究する「古代史」の分野だった。共産主義者は、すべての歴史を “階級闘争” として見るため、彼らの歪んだ歴史観では、天皇は「民衆を支配してきた悪の存在」であり、天皇や皇室を貶めることが正義とされた。

…と言うよりも「天皇を打倒し、教育を使って共産主義革命を行うこと」こそが彼らの目的であった。そんな彼らにとって、初代・神武天皇から脈々と皇統が続く…
そんな伝統の長い日本の歴史は非常に都合が悪かった。

そこで“反日左翼の巣窟”と化した戦後の古代史学会では、天皇家の伝統を否定する歴史観を主流にしていった…歴代天皇の系譜が記された古事記や日本書紀は、当時の権力者が都合よく創作した物語に過ぎない。だから、初代・神武天皇も、そもそも実在しなかった「架空の人物」であり、研究する対象ではない…と。

古代史研究の中心的役割を果たした、名だたる戦後の学者ほぼ全員が神武天皇の存在を否定し、信じがたいことに誰一人として明確な歴史的な根拠を何一つ提示することなく、ただ一方的に「実在するわけがない」と決めつけた…

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こちら👆も興味深い内容です。百聞は一見にしかず…。画像が沢山あります。

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◉「世界一大きなお墓は何か？」

こう問われると、あなたはエジプトのピラミッドを思い浮かべるかもしれません。しかし、世界一大きなお墓はピラミッドではありません。実は、日本に存在するお墓、「大仙陵古墳」という名前の巨大な前方後円墳こそが世界一大きな墓なのです。当時の価値で約1000億円～2000億もの費用をかけて、2,000人が15年以上もの月日をかけて造られたとされる巨大古墳です。

田中教授はこのように仰います。

「巨大建築物を造る伝統がなかった日本で、突然、巨大な古墳が造られるようになったため、果たして本当に日本人が造ったのだろうか、という疑問が残ります。当時、中国や朝鮮で前方後円墳を作っていた痕跡は残されていない。 一体誰が何の目的で造ったのでしょうか？」

「私は、エジプトのミイラと巨大古墳に共通する"ある信仰的な類似点"が、この問題を紐解くヒントになると考えています。端的に言うと、日本で巨大古墳を造った人の中にエジプトを知っている人がいたということです。」

巨大な石を運ぶ技術、巨額な資金を投じ大人数を動かす組織力…よほど経験のある人たちではなければ難しい「巨大古墳」の製作者は、遠いエジプトにある"ミイラの文化"と比較することで明らかになるというのです。

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🔴 ②   『真・日本建国史』　〜神道と仏教の精神史〜
日本史上最大級の国難・仏教伝来が “日本人の脅威” となった理由

『真・日本建国史』〜神道と仏教の精神史〜

私は、田中先生に出会うまで、正直日本の宗教について何らの関心も持っていませんでした。学校で習った授業は、「日本にはもともと神道があって、それ以降にいつの間にか神仏習合が起こり、神道と仏教が合体した」程度の本当に浅い内容で、「自国の宗教とはキリスト教やイスラム教に比べても、歴史が浅くつまらないもの」というイメージがつき、興味すらわかなかったのを覚えています。

しかし、田中教授の講義を視聴すると、私の日本宗教に対するイメージは一気に覆され、「日本の宗教は面白い！」と思えるようになりました。日本には太古の昔からずっと「世界に誇れるほどの宗教社会をもっていた」ということに気付かされたからです。

講義内で田中教授は何度も、「今からおよそ1万年前の縄文時代から日本は、天皇家を中心に高度な宗教社会をすでに築き上げていた」と仰っています。

もちろん最初は信じられませんでした。しかし、教授の遺跡分析から当時の宗教社会を読み取る解説や、世界の宗教と日本を比較する解説を聞いているうちに、日本というのは世界的に見てもとても稀で高度な宗教社会を築いていたことに納得感をもって理解することができました。それと同時に今の日本人らしさの原点はここにあったんだという実感と先人たちへの尊敬の念が湧いてきました。

私はこの講義こそ、世界の神話や宗教に精通する田中教授でしか解説できない「名講義」だと思っています。ぜひ、この講義で日本人精神のルーツを知って、先人たちの優れた知恵に触れてみてください。

講座の内容
「自然と一体化した日本仏教」神道とアニミズムが決定的に違う理由
「古代日本人の死生観」なぜ縄文集落は"死者"と共存する造りになっているのか？
「埴輪が示す"殉死"の風習」首長の死は一族の死...日本特有の共同体精神とは
「聖徳太子・不在説の真相」戦後に歴史から存在が抹消された理由
「仏教と神道の融合」なぜ聖徳太子は外来の宗教を受け入れたのか？

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しかし、残念なことに、世界の中でも類まれな精神性を持つにも関わらず、多くの日本人がこのような事実に気付いていません。明治時代の宗教弾圧で「仏教」が切り離され、戦後GHQの占領政策で「神道」が否定されたことで、"日本らしさの精神性"が次第に日本人から消えつつあります。

神道や仏教について正しく知らない、自国の文化や宗教の成り立ちを知らないことは、先人たちが何代も受け継いで築き上げてきた価値観に気付くことができず、「自分は何者なのか」すらも分からない…まさに芯のない"根無し草"のような状態と言えるのかもしれません。たとえ、人生において成功したとしても、お金がたくさんあったとしても、自国の歴史を知らなければ一人の日本人として、確固たる信念や価値観、軸を持つことができず、周りに流されて漂流してしまうでしょう。

ですが、歴史を正しく学べばどうでしょうか。私たちの足元には、先人たちが何世代にも渡り築いてくれた大きな根っこが存在し、私たちをしっかりと支えてくれていることに気付くことができます。そして、日本に脈々と続いてきたDNAが自分にも存在していることが分かり、自分自身のあり方を強く感じられ、生きる軸が今以上に明確になる… きっと今よりも日本に、自分に誇りを持てるようになることでしょう…

この講座は、歪められた日本の建国史を復元することで、私たちの奥底にある「日本人としてのアイデンティティ」を取り戻し、皆さんとともに、私たち日本人のものにしていこうという取り組みです。本講座で真実を知っていただき、私たちの子や孫の世代、その先何百年と続く未来の日本人へ、この「誇らしい日本の歴史」を、あなたと一緒に繋いでいけるとしたら、この上ない幸せです。

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🔴 ③  真・日本建国史 「聖地歴訪・日本建国の歩き方」・奈良で卑弥呼の宮殿発見？ 巨大建造物が示す “日本の起源”

真・日本建国史

「歴史の教科書で最初に出てくる人物といえば、誰をイメージしますか？」
私は「卑弥呼」をイメージします。中国から認められた、初めての日本の王だと。あなたもそう習った記憶があるのではないでしょうか？

正直私は、田中先生に出会うまで、卑弥呼を疑うことなどありませんでした。でも、なんとなく心の中では、ぐちゃっとしている感覚。現代から順に遡ると、卑弥呼の時代だけ歴史が綺麗じゃない。教科書に載っているから本当なのだろうけど、どこか憶測で話されている感じがしていました。ただ、大昔の話だから、しょうがないのかなと。日本には歴史書も残っていないし、仕方ないのだろうと思うようにしていました。

でも、この講座の収録に参加し、歴史が1本につながる快感を味わいました。私は当時「カメラマン」として、この講座を制作するために、田中先生と一緒に奈良の建国ゆかりの地である、橿原（かしはら）神宮、纒向（まきむく）遺跡、箸墓古墳等に行きました。

取材してわかった事は、「卑弥呼は存在していなかった」「邪馬台国も存在していなかった」「箸墓古墳は卑弥呼の墓ではない。初代天皇の墓だ！」という事でした。びっくりしませんか？ 卑弥呼が居ないだって…？ 何を言っているんだ。と、思われたかもしれません。仕方ありません。何しろ、カメラの真後ろに立ち、先生の一番近くで話を聞いていた私が思ったのですから。

しかし、収録が進むにつれ、「あれ？言われてみると確かにそうだな」と思う回数が増えていくのです。歴史的新発見の遺跡に行ったのか！？と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。田中先生と見た遺跡は教科書にも載っているようなごく一般的な遺跡。文献ではなく、“形”から紐解いていく田中先生の解説を聞き、冷静に遺跡を見ると、当時の歴史の見方がみるみる変わっていくのです。

この講座を学んで今思うことは、正直に言いますと、「卑弥呼を信じている人よりも賢くなれた気がする」ということです。（信じている方いらっしゃったら生意気を言ってしまいすみません...）テレビで邪馬台国論争を見るときがありますが、「ハハ、また中国の歴史書に惑わされてやがるぜ」と、嫌らしい一面が飛び出します。（本当にすみません）

そして、これまでぐちゃっとしていた歴史がスッと1本通った今思うのは、「日本ってなんだかすごい国だったんだな」ということ。撮影前は奈良の田舎に行く気分でしたが、撮影後は日本の建国の地に立っているんだ、ここから日本ができたんだという感動に包まれました。

この講座はよく見る座学の講座とは違います。実際に田中先生が奈良に足を運び、遺跡の目の前で解説してくださります。よりその場の雰囲気を感じながら学び進めることができるので、この講座を見ると、つい奈良に行きたくなるかもしれません。おいおい！卑弥呼もいなくて、邪馬台国もなかったなら、奈良の遺跡は誰が造ったんだよ！... そんな声が聞こえてきそうですが、この続きの衝撃はぜひ講座で、お楽しみください。

講座の内容
「ヤマト王朝発祥の地・纒向遺跡」道路、運河、巨大古墳…古代大都市の感じ方
「信仰の聖地・三輪山山麓の歩き方」日本最古の神社に残る神道のルーツ
「奈良最古の神社・石上神宮」石上神宮と東の国・日高見国との関係
「世界最大の墓：仁徳天皇陵」貧しき天皇と影で支えたフリーメイソン
「新薬師寺の仏像の見方」薬師如来の表情から読み解く..."解脱"の意味

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🔴 ④  美術で読み解く日本文明史・「天平とルネサンス」編
世界最高レベルの日本文化が初めて花開いた「天平時代」の美術

美術で読み解く日本文明史

率直に言って、この講座は、全ての人に向けた講座ではありません。特に、田中先生の講座を一度もご覧になったことのない方には、あまりオススメしません。なぜかというと、先に神話や建国の講座をご覧になってからの方が、面白さが何倍にも跳ね上がるからです。

もしあなたが、田中先生の講座をご覧になったことがあれば、、日本は文字よりも「カタチ」を重んじてきた国だということを感じられているのではないでしょうか。日本は文字史料があまり残っていないがゆえに、「日本文明の発展は諸外国よりも遅れていた」と考えられてきましたが、カタチとして残る遺跡や美術作品に目を向ければ、たしかに豊かな日本文明が存在していたということが分かります。

例えば、文字がまだなかった古代には、極めて造形性の高い縄文土器や、ピラミッドよりも大きな墓・古墳がありました。量的な面だけを取り上げても、旧石器時代の日本には1万個以上もの遺跡があったとされていますが、お隣の朝鮮半島にはわずか50個ほどしかないそうです。時代を下って、文字が登場してからの日本を見ても同じです。唐から仏教が伝わった際、日本で大切に扱われたのは、経典よりも「仏像」でした（中国や東南アジアの仏像と比べて、日本の仏像はやたら精巧な作りをしていると思いませんか？）。

こんな風に、日本は「カタチ」というものを非常に大切にしてきました。このことに気づくと、途端に歴史の見え方がガラリと変わってきます。西洋は言語が発達しているので、彼らの思想は言語によって多く表現されてきました。その結果、アリストテレスやプラトンなど、多くの哲学者が誕生しました。日本はどうでしょうか？哲学者が誕生しない代わりに、日本で生まれたのは、実は「芸術家」だったのです。文字ではなく、カタチとして哲学・思想を表現し、先人たちは私たちに時代を超えてメッセージを伝えてくれています。

でも正直、美術なんて難しい…と思われるかもしれませんが、これまで美術にほとんど触れてこなかった方であっても、美術に込められたメッセージを受け取れるようにトレーニングできるのが、この講座です。私自身もこの講座を見る前までは、まるでチンプンカンプンな状態でしたが、この講座を見てからは、「これはいい！」「これはイマイチだな…」など、少しだけ目利きができるようになりました。そして、美術館に行くことで「歴史の流れ」を感じられるようになり、言葉では言い表すことができませんが、深い感動を味わえるようになりました。田中先生の講座をご覧いただいたことがあり、もっと歴史を知りたい！という意欲の高い方に、ぜひオススメしたい講座です！

講座の内容
「仏教とは何か、仏像とは何か」世界に誇る法隆寺の建築と"ほとけ"の思想
「日本最初の天才芸術家・止利仏師」長年包み隠された"聖徳太子像"の解剖
「天平のドナテルロと呼ばれた偉人」ルネサンス期に匹敵？興福寺の天才仏師
「東大寺とパルテノン神殿」なぜ国家のカネで作られた？文化と平和の関係性
「天平のミケランジェロ」なぜ天才が評価されないのか？文化史を消した元凶

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これまで私たちは、学校でも、TVや新聞、書籍でも、全くと言っていいほど日本美術の本当の価値を知る機会がありませんでした。

これほど貴重な文化遺産を持っていながら、私たち日本人自身がその価値・重要性に気付かないのは、まさに「宝の持ち腐れ」の状態....非常にもったいないことではないでしょうか。

この講座は、これまで過小評価されてきた「日本の美術」を改めて見直し、世界に誇る日本文明史の一つとして、皆さんとともに、私たち日本人のものにしていこうという取り組みです。

田中教授から「美術作品の見方」を学び、何をどう読み取れば良いか知ることで、それぞれの作品にはどんな思いが込められているのか？何を考えて、何を伝えようとしていたのか？

先人たちの知性や感性を知る喜びを味わい… 文献だけでは見えてこなかった、日本人の心の歴史を知る楽しさ、日本人の素晴らしい文化に改めて気付き、自分のルーツがはっきりと見えてくることでしょう。

そして、この「美しい日本の文化」を、私たちの子や孫の世代、その先何百年と続く未来の日本人へ、あなたと一緒に繋いでいけるとしたら、この上ない幸せです。

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◉「『ナポリを見て死ね』という言葉がイタリアにはありますが、『日本を見て死ね』という言葉を世界に流行らせなければなりません。それぐらい日本には、世界最高級の優れた美術品が眠っているのです。私は、残りの人生全てをかけて、この日本美術・日本文化の素晴らしさを、日本中に世界中に発信していく覚悟です。」（田中英道）

これまで私たちは、学校でも、TVや新聞、書籍でも、全くと言っていいほど日本美術の本当の価値を知る機会がありませんでした。これほど貴重な文化遺産を持っていながら、私たち日本人自身がその価値・重要性に気付かないのは、まさに「宝の持ち腐れ」の状態....非常にもったいないことではないでしょうか。

この講座は、これまで過小評価されてきた「日本の美術」を改めて見直し、世界に誇る日本文明史の一つとして、皆さんとともに、私たち日本人のものにしていこうという取り組みです。

田中教授から「美術作品の見方」を学び、何をどう読み取れば良いか知ることで、それぞれの作品にはどんな思いが込められているのか？何を考えて、何を伝えようとしていたのか？

先人たちの知性や感性を知る喜びを味わい… 文献だけでは見えてこなかった、日本人の心の歴史を知る楽しさ、日本人の素晴らしい文化に改めて気付き、自分のルーツがはっきりと見えてくることでしょう。

そして、この「美しい日本の文化」を、私たちの子や孫の世代、その先何百年と続く未来の日本人へ、あなたと一緒に繋いでいけるとしたら、この上ない幸せです。

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◉ 文化遺産から歴史を紐解く新しい視点　＜形象学・フォルモロジー＞

これまで遺跡や文化作品の新発見によって、何度も歴史は書き換えられてきました。例えば、青森県三内丸山遺跡の発見で、かつての古代史の常識は一変。住居、集落などの様子から、「縄文人は野蛮人」というイメージは払拭され、独自の高度な文明社会が形成されていたことが証明されました。

神武天皇が建国された時代は、まだ文字が使われておらず文献的な証拠は残されていません。そのため、神社や遺跡といった文化的造形物が古代史を読み解くための重要な手がかりになります。神社の御祭神や石碑にはそれぞれの地域の記憶が残されており、それらを注意深く見ることが歴史の解読には欠かせません。

ですが、多くの歴史家は、文字で書かれた「文献史料」に固執して研究しているため、神社や史跡との関連性に気付いておらず、古代史の研究が正しく進んでいないようです。

西洋美術史の第一人者である田中教授は、50年以上、数多くの文化作品を研究してきた経歴をお持ちです。その過程で、モノの形や模様などから、様々な背景情報を読み取る「形象学（フォルモロジー）」という独特の学問手法を体得しました。その手法で古代史を紐解くことによって、言葉がまだ無かった時代の歴史が"魔法"のように浮かび上がり、他の学者では決して見つけられないような鋭い視点から、歴史の真実を掴むことができます。

きっと、先生の見方に一つずつ触れていくことで、今まで見聞きしてきた歴史の知識に、想像もしていなかった真実が加わり、視野が大きく広がり、新たな歴史観が出来上がっていくことでしょう。

◉ 「神話」と「歴史」を結び付け、日本の建国史を描き直す

人類学の世界的権威：レヴィ・ストロース氏はこう言い残しています。
「世界の神話はほとんど歴史との連続性がない。しかし唯一、日本の神話だけは歴史と結び付いている。」

日本では、史実としての歴史が神話の中にしっかりと反映されていて、正しく神話を読み解くことが実際の古代史を知ることに繋がるのです。

しかし、神話をそのまま読めば、天皇の年齢や年代に矛盾が生じ、現実的ではないと思われる箇所が数多く見られるため、これまで歴史学者は、神話をあくまで天皇家の支配を裏付けるための「フィクション（創作）」であると… 正式な"歴史資料"として捉えず、まともに研究をしてきませんでした。

田中教授は、この従来の学者の考え方に真っ向から否定。「古事記や日本書紀の神話は、史実をもとに記述された日本の正史である。歴史家は神話をそのまま読むのではなく、そこに解釈を与えて『現実の歴史』として描き出す必要がある。」そのような想いで、これまでの定説や常識を鵜呑みにすることなく、建国神話に秘められた "謎"の真相を神社や遺跡などから紐解き、新しい切り口から「日本国家の成立史」として蘇らせていきます。

田中教授の壮大な歴史観によって、他では聞いたことがないような古代の起源史が分かるとともに、私たち日本人が存在する歴史的背景やルーツが見えてくることでしょう。改めて自国の歴史に対して、本当の意味で「誇らしさ」を感じられるはずです。この知識は、どんな教育よりもあなたの人生に影響があると言っても過言ではありません。

◉「世界史の中の日本」という視点から建国を読み解く

神武天皇による日本建国は、東日本を中心に高度な文化を生み出した長い縄文時代を経て、寒冷化とともに西日本に中心が移っていく弥生時代に行われ、続く古墳時代には"海外の脅威"に対抗すべく中央集権が強化されました。応神天皇の時代には、ユダヤ系の国家ともいわれる西方の「弓月国」から、18,000人もの人々を受け入れており、これらのユダヤ系渡来人の存在が建国を紐解く重要な手がかりとなっていきます。

このように神話の記述を単になぞるだけでなく、その前後の時代を、世界との関係を踏まえて正確に捉えて、朝鮮や中国だけに限らずもっと広い世界的な視点から紐解くことで、日本建国の知られざる側面が見えてきます。

しかし、このような歴史の読み方ができる学者はほとんどいません。日本の歴史や神話に造詣が深いことはもちろん、世界中の文化・宗教・言語・神話など… あらゆる分野に精通している必要があるからです。日本のアカデミアのように、学問分野が細分化され、「特定の分野だけ」を語れる専門家が輩出される今の構造上、ある意味で仕方がないと言えます。

田中教授は、「専門領域だけで解決できる問題などないと言って良い」「専門は広い学問の入り口に過ぎない」といった考え方を持っておられ、実際に、西洋美術史研究でキャリアをスタートさせたあと、日本美術史、考古学、神話学など、あらゆる学問領域をまたいで研究をされています。これほどの広い世界的な視点から、様々な学問を横断し、歴史を分析できる方は、日本国内では田中教授を除いていない、といっても過言ではないでしょう…

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（メルマガよりの転載です）

『高天原は関東にあった　日本神話と考古学を再考する』田中英道・著　勉誠出版

田中英道『高天原は関東にあった　日本神話と考古学を再考する』を読んだ。日本の神話と考古学の結合を図った七つの論考が収められており、一生懸命読んでみたが、その殆どがわたしの手に余る。かつて多くの素人も参加して、あれこれ珍解釈を繰り広げた「魏志倭人伝」の邪馬台国、卑弥呼騒動があったのを覚えているので、「なぜ卑弥呼神社がないのか　日本のどこにも存在しない『邪馬台国』」の章はすんなり理解できた。

あの騒動からは何も結論は出なかったし、いまも議論が続いているようだが、著者は日本国土に卑弥呼神社が一社もない＝邪馬台国の痕跡がないことを以て、「魏志倭人伝」は日本に来たこともない魏の陳寿の想像だと断じる。

「魏志倭人伝」の記述はもともとおかしい。日本の「魏志倭人伝」論争を読むと、どんな解読の仕方も可能で、九州説、関西説が繰り返し論じられているのだから、誇大妄想の古代史などと非難しても仕方がない。この記述の「距離」の想像性をみれば、最初からフィクションを書くことを意図していたとしか考えられない。

中韓の政治的捏造による「歴史認識」問題の提起は、昨今に始まったものではない。この歴史論争の根源に関わるものが「邪馬台国」論争である。「邪馬台国」とか「卑弥呼」という「蔑称」がいつのまにか歴史用語になり、教科書にまで載せられてしまったこと自体が、歴史家、教育者のレベルの低さを示すものである。

今日、「邪馬台国」の信憑性が学界やマスコミでも（中韓でも）確実だと思っているなら、その伝承が残り、それを祀る神社や祠があるはずなのだから、その面での追及をすればいいのに、やらない。最初から諦めている。そのこと自体が、「邪馬台国」不在の証ではないか。存在に確信があるなら、日本のどこかで、その伝説なり、神社なりを調査してもいいはずだが、ないからできない。

「日本の各地の伝説にも、土地の記憶に一切ないということは、このことで、そのもともとの不在が問われなければならなかったはずである」という判断はじつに明解である。鹿児島に日本唯一の「卑弥呼神社」があるのだが、一般にも無視されている。郷土史家が昭和57年に建立、その由来を書いた看板がトンデモお笑いレベルだ。

「ある『国』の支配的な『首長』的存在であるならば、鎮魂の意味でも、そこの地元の人々が祀らないはずはないのである」。神々はもとより鬼の類でも神社がある。聖徳太子、柿本人麿、菅原道真、平将門、楠木正成、新田義貞にも神社がある。神道の神でも日本人でもない徐福でさえ神社がある。「卑弥呼」にはそれらしい存在の痕跡もない。万葉集にもそれを推測させる歌が一切ない。

地方の歴史や文物を記した地誌である「風土記」にもない。民俗信仰、民間伝承、昔話の中にも「卑弥呼」系は見いだせない。とにかく日本には「魏志倭人伝」の様相を伝えるものは全くない。「邪馬台国」の不在はすでに定まっていたのだ。「魏志倭人伝」は、日本史において検討に値しない。わたしは今後「偽史倭人伝」と書く。「倭」という「蔑称」が気に入らぬが。

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