【仕事】飲食店で学んだ仕事に取り組む姿勢と流儀#129
こんばんは。
先日、高校の同級生と久々にご飯に行く機会がありました。
高校1年生の時に出会い、お互い人生の半分をもうすぐ東京で過ごす年齢になりました笑
お互い標準語に慣れてしまっていたので、特に方言が出ることもなく会話しているのもなんだか不思議な感じでした。Tくんのおかげで、ポルノグラフィティのライブに初めて行ったことを今でも覚えています。
Tくんが自由が丘にある飲食店で働いており、店舗責任者を務めていると聞き、お店に食事をしに行った時に感じたことを書きます。
自由が丘でみつけた秘密基地
Tくんが自由が丘にある和食のお店で働いているとのことで、ランチを食べにいきました。
カウンター席に案内してもらったのですが、カウンターテーブルがとても大きく広々としていて、ゆっくりと食事を楽しむことができました。
ドリンクサービスしてくれるというので、まずはビールを1杯!
日本酒やワインなどおすすめがたくさんあるなかで、いつもどおりビールを頼んでしまったので、もっと「食事」についても勉強していきたいです。
つくりだす仕事には意味がある
「籠盛り和食御膳」をいただきました!!
献立
・お造り
・さわら木の芽味噌焼き
・揚げ胡麻豆腐
・白身魚の茶碗蒸し
・天ぷら(海老、茄子、オクラ)
・うるいのお浸し
・筍の炊き込みご飯
・赤出汁
・お新香
・デザート
Tくんの粋な計らいで、お刺身や天ぷらを少しサービスいただきました。どれもとても美味しかったですが、私のおすすめは「さわら木の芽味噌焼き」です。
カウンターテーブルだったので盛り付けしている姿もみることができました。そこでの気づきが「仕事にはすべて意味や意図がある」ということです。
赴任して3ヶ月という若手の方が天ぷらを盛り付けしているとき、先輩の職人さんから「なんで向きを変えたの?」と質問されていました。お話を聞いていると先輩の職人さんが「そのままの向きで盛り付けられるように渡している」ということを伝えていました。
私は調理師免許も持っていないですし、日本食にも詳しいわけではないですが、「相手想い」な仕事への取り組みをされていることに関してはとても感銘を受けました。
「どうやったら仕事がスムーズにすすむだろう」
「どうやったら次に仕事をする人が取り組みやすいだろう」
ということを考えることは私も学んできて大切にしていることの1つです。何をやっているかは違えど、「仕事」「何かサービスを提供する」という根っこの部分はどの仕事においても共通しているのだと感じました。
常日頃意識して自分が与えられているのか
相手の好意に気づけているか
と自問自答するきっかけでした。
仕事は「与えられるもの」という考え方ではなく、「つくり出すもの」という考え方を学ぶ
私が思う飲食店で働いている方の特徴として
「無駄を省く(コスト意識)」
「常に自分で仕事(やるべきこと)を自分で考えて取り組む」
「きびきび動く」
「先読み、準備を大切にしている」
「相手に喜ばれることを考える」
というのを大切にされている方が多いように感じます。
サービス業として必要な事という点もあると思いますが、飲食店で働いた経験が長い人ほどどこに行ってもこの力を持たれている方が多く、何をやっても器用に仕事ができる方が多いように感じます。
私もファーストフード店とイタリアン、ビール専門店で働いた経験があるのですが、どこに行っても上記の5つについて学ばせていただいたように思います。常に一緒に働いている人だけでなく、お客様からも見られている!という意識をもつという点でオフィスワークをしている方以上に鍛えられたように思います。
Tくんをみていても、接客中の時間以外も常に次の準備をしたり、スタッフとコミュニケーションをとったり、指導したりと常に何かしら動いていましいた。
給料をいただく側であれば、期待以上のコストパフォーマンスができているか?
これから法人を自分で立ち上げたときに受け身ではなく、自分から仕事をつくり出し結果を出すための行動をとっているか?
Tくんのお店で自分自身の仕事観を正される時間もいただきました。
枡田泰明