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テント試し張りで反省。風速7メートル、ダメ、絶対。
テントを買ってから実際に組み立ててテントを張るまで約1ヶ月半かかった。
それにはちょっと理由がある。
初めてのテント。入手できたのは一部だけ。
テント選びを必死に論理的に検討したけど破綻した話はこちら。
結局、散々悩み抜いて買ったはじめてのテントはポーランド軍のポンチョテント。
ソロキャンプブームもあって、ポーランド軍幕は常に品薄。
初めてのキャンプから帰宅して、やっぱり自分のテントが欲しい!買うぞ!と決心したときにはAmazonでは品切れで入荷見込みなし。
そこでジモティで中古の美品を譲ってくれる方を見つけて、なんとか入手できたのだが、入手できたのは幕のみで、ポールとペグはないので別途用意する必要があった。
そこからポールとペグを探す旅に、かれこれ1ヶ月以上かかってしまった。
ワンポールテントはワンポールにしない。二股かけたい。
ソロ用ワンポールテントは真ん中にポールがあるとかなり狭い。むしろちょっとした寝返りでテントが崩壊するんじゃないかという不安が拭えない。
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そこで初っ端からワンポールテントの二股化を計画していたのだ。
ど真ん中にあるポールをなくして、二股ポールにするとソロ用のワンポールテントでもかなり広くなる。
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しかも二股化の工作が超楽しそう。
二股化のためにまずはポンチョのサイズを計測。テントの底面サイズやら、斜辺の長さなどを計算したり、必要なポールの長さを算出したり、設計図を書いたり、さらに二股化に使う部品を探し求めてホームセンターを転々としたり。
そうこうして気がつけば机上の空論に陶酔し1ヶ月以上経過していた。
肝心なキャンプより工作が趣味になりそうだった。危ない。
念願のテント試し張りは秘密基地づくり気分
近所の河川敷で念願のテントの試し張り。デイキャンプとは言えないくらい短い時間だけど、せっかくなので軽い昼食を持って河川敷に向かう。
少し風があるので、グランドシートを抑えつつテントやポールを組み立ててみる。
ホントにこんな感じで大丈夫なのかと不安になりつつ、ペグを打ち、ポールを立ち上げてみると、意外にもしっかりととんがりテントになるではないか!
これは感激。
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軍幕は自分だけの秘密基地みたいな感じで、その中にいるだけでワクワクしてくる。
テント時間を楽しむのはつかの間
家で入れてきたブラックコーヒーと近所パン屋で買ったコッペパンをほおばる。
うん、うまい。
外で食べると、家で食べるよりいい気分になるのが不思議。
そしてテントの中から見上げる景色。すごく気分いい。
日差しが強い日だったので、テントの中で色々おちついてコーヒー飲みつつ読もうと思っていた本を取り出して、一息ついたあたりで異変に気づく。
「入り口の幕がかなりパタパタしてジャマだなぁ…」
次回はどう改善しようかと考えていたら
突風が吹き、テント内の2本のポールがグラつく。
ちょっと張り方が甘かったかと思っていたら、違った。
テント全体がバタバタと大きな音を立てはためく。
さらに打ち込んだペグが風で浮き上がって抜けそうになる。
「うぉぉ、これは危ない!」
急いでペグを直しながら周りを見て気づく。
バーベキューをしていた人たちが、そそくさと撤収作業を始めている。
まだ明るい時間なのに。
もしや?と思ってGoogle先生に天気と風速を聞いてみると
現時点で風速7メートル。
この後、風速10メートル近くまで行く予報。
「これは倒壊の危機だ!」
このままでは、きっとこうなる↓
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せっかくテントを立てて、遅めの昼食を楽しんだのもつかの間。
ほとんど落ち着いて読書もできず急いで撤収。サクッと片付けられるのがソロテントのいいところなんだよなとか考えつつダッシュで逃げ帰った。
結論
キャンプに行くときは、天気だけでなく、風の強さも調べていくべし。
風速7メートル以上は、ダメ、だいたい。
テントの試し張りして身を持って痛感した。反省。
— ねむ (@iloiloart) November 29, 2020
風速7メートルを超えるとポールが風でグラグラ揺さぶられてテント倒壊しそうになる。ペグもちょっと抜けかかって、あやうく買ったばっかりのギアを風で飛ばしてなくすところだった。危なかった。
あらかじめ風速を調べてからテントを張りにいくべし
ひとまず次回キャンプに向けてテントの改良ポイントがわかったので、近々またデイキャンでリベンジしに行こう。今度は本読むぞ。
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