書籍化できないくらい尖ってリスキーな記事でもやさしく受け止めてくれるのはnoteくらいではないだろうか
noteの中でしかできないことって何だろう。
多くのnote記事が続々とKindle化・書籍化され、Amazonや書店でも楽しめるようになり、音声配信もされて他のプラットフォームの上でも楽しめるようになっていく。
そんな状況下で、noteの中だからこそできること、noteの中でしかできないことが何かあるんじゃないだろうか。
そんなことをnoteフェスが終わってから、ずっと考えていた。
きっと答えは、たくさんあるだろう。
その中で自分がたどり着いたものがひとつある。
もうタイトルで出落ち感は満載だが
書籍化できないくらい尖ってリスクのある記事でも「安心して投稿できること」がnoteの中だけでできることの1つなのではないだろうか
そんな風に考えはじめた。
といっても過激発言をしたり、炎上を狙うようなことをするつもりは毛頭無いのでご安心いただきたい。
そもそも、そんな炎上がnoteではほぼ起きない。
これこそnoteの街の素敵なところのひとつ。
それはnoteの読者層の質の高さ(読むことに関して穏便で心優しい感じ)に起因している。
※noteフェスのマイクラでは、サバイバルを果敢に生き抜く猛者が多かったが、こと読むことに関してはみんな穏やかであるだろうと推測する。
だから他のSNSでありがちな誹謗中傷や炎上が、noteでは圧倒的に少ない。
そしてnoteの街は、本当に気の合う人たちや、類友がゆるく繋がる感じがある。
はじめてのnoteガイドにもこう書いてある。
noteはクリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。
この安心して挑戦できる土壌がnoteにはあるからこそ「いっちょやってみるか!」というチャレンジ精神に火をつけてくれて、思いっきったことができるのではないだろうか。
きっと他のブログやSNSでは、こんな安心して「ぶっ込んでいく」ことは出来ない。
そう感じているのは、自分だけではないだろう。
リスクを恐れず、尖りたい
今までの自分は当たり障りのない、誰もが読んで楽しくわかりやすく、役に立つような記事ばかりを投稿してきた。
特に今年に入ってから書きはじめた星読みやホロスコープの記事や開運ネタは、時に人に強く影響を与えてしまう可能性があり、他人の人生を変えてしまうリスクを伴う。
だからこそ投稿内容には細心の注意を払ってきた。
それは記事を読んだ人の人生に責任をとれないからだ。
リスクとしてわかりやすいものが禁断の占いと言われて、なかなか教えてもらえなかった相性占いがある。
例えば、
自分とパートナーとの相性や、
自分と職場の人(上司など)との仕事の相性が、
バッチリ波長の合う理想の相手ではなく、
苦難と試練の相性だとわかったらどうする?
例えば、
自分に向いている仕事、
稼げる仕事を読み解いてみたら、
今の仕事とは、全く別モノだったらどうする?
もちろん理想とは対極にある人間関係や仕事に従事することにも意味はある。
だが、それがとても意味があることだと記事にしっかり書いたとしても、その部分を読まずに、結果だけを鵜呑みにして脊椎反射する方は絶対にいる。
そのリスクを払拭できないので、ネタ的には非常に面白いが記事にできないものが多々あった。
もし、あなたの記事を読んで…
「今の旦那が理想の人じゃないと
わかったので、離婚しました。」
「自分に向いている職業と
今の仕事が違うので退職しました。」
なんて言われた日には、たまったもんじゃない。
おぉぅ!?
待って待って待ってー!!!!!
と慌てふためき叫び声をあげるだろう。
そして、その記事をそっと下書きに戻す…
そんなことが起きうる可能性が怖くて、ずっと手を出せなかった秘蔵のネタがたくさんあるのだ。
だが、こういう人に与えるインパクトが大きい可能性があるという意味で、ちょっとリスクがあって尖っている記事をこれから勇気を出して書いてみようかなと思いはじめたのだ。
たくさんの注意書きをつけて、
できるだけ見つかりにくく、
読みにくくしたりして(笑
丸く尖れ、自分。
クリエイターとして生きていきたいならば、
もう八方美人のような作品や生き方はダメだ。
もっと鋭く尖っていきたい。
でもギラギラせず、ほどほどの鋭さで。
最近そんなことを考えるようになってきた。
極めつけは、この本を読んでから。
(Kindle Unlimited対象本なので読める方はぜひどうぞ)
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少し古い本だが、今でも十分に得るものがある。
SNSの使い方や使い分けの解説も役立つが、シンプルに自分の「これやってみたいかも!」を行動に移す背中を押してくれるヒントが詰まっている。
自分は著者のゆうこすのファンでもなんでもないが、彼女のどん底から這い上がるエピソードを読んでいると、思いっきり失敗してもいいし、ドンドン改善していこうという気にさせてくれる。
というわけで、これからはずっと書いてみたかったちょっぴり尖った記事を書いてみようと思う。
もしドン引きするくらい大失敗したらネタ記事にしてやる!くらいの気分になってきたので、失敗したら一緒に笑い飛ばしてもらえたら嬉しい。
さぁ、尖っていくぜ。キラーン。
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