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【雑記】サイゴンの美術館
館とつくものは大体好き
珍しく夫婦揃って土日が暇だったので二日連続で出掛けた。
土曜日は服屋を回り、日曜日は県美術館の展示を見る。現代美術のコンピレーション的な展示で様々な作家の作品が並べられていた。
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もちろん面白いものもあれば、私にとってわからないもの・つまらないものがあった。後者に対して素直に「これは自分が求めているものではない」と消化できるようになったと感じた。
もっと前は「わからない」ことが認められず理屈をこねてわかろうとしていただろう。そうした努力をするガッツがなくなったと言えるかもしれないが、楽しむという点では今のほうが素直だろう。
わかるためには、わかろうとしないことも大事なのだ。何事も。
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サンデイな休日
昼飯を食う店を探してぶらついていたところ女性に片言の日本語で話しかけられる。なんでも近くでやっているお祭りの会場がわからなくて困っているらしい。
口頭で説明するのも大変だったのでそこまで案内をすることに。
日本語はまだ初学者(一週間前に来日したばかり)だが英語は流暢だったので英語と日本語のちゃんぽんでお喋りをしながら向かう。
なんでも国費で大学院に留学してきたベトナムの若手官僚、つまり超エリートということがわかる。
ベトナムはフランス、アメリカ、中国といった大国から独立を維持したアジア一の武闘派と認識していたが、教育にも力を入れているんだなと関心させられる。個人的にもいくつか接点がありぼんやりとした親近感をもっている土地だ。
妻と意気投合していたのでもし会う機会があったら色々聞いてみたい。
彼女と別れてから妻とベトナム料理屋へ行く。
トスカ
寝る前にプッチーニのトスカを二幕まで見る。重ためのあらすじに躊躇していたが派手で勢いのある演出にするすると観ることができた。
眠くなったので三幕はまた今度。とうやらプッチーニとヴェルディが私の好みに合っているらしい。
ちなみに私のオペラ趣味を支えているのはこのチャンネル。
初学者に安易に阿らないハードコアな姿勢ながら丁寧な解説が良い。
久々に休日らしい休日であった。