暑すぎて

アクィナスvsヴィトゲンシュタイン
この二人について語れるだけの知識がないのだけど、今日読んでいた本にこの二人を並べて論じている箇所がありなかなか面白かった。突飛でありながら自然。


買わないと読まない
最近気が付いた。私は図書館で借りた本は大体読まない。コストなく手に入ったものは素通りしていく。イージーカムイージーゴーだ。
だからなるべく買うようにしている。金を出したことがモチベーションになるのだ。しかしさすがに上記の本を買った時は目眩がした。高いものは高い。
買わないと読まないであろう本は多い。たとえばトマス・ピンチョンなどは金がなくて時間はあった10代の頃に図書館で借りて頑張って読んだが、もう一度読もうと思ったら買うしかない。



良い古本、悪い古本

良い古本と悪い古本の共通点は書き込みである。
参考書や問題集の書き込みは大体悪い。答えを書き込んでいるのは特に悪い。それがボールペンだと最悪だ。前の持ち主に一回解いただけで満足するのか、と問いたい。反復学習をしないのかと問い詰めたい。そして大体は三分の一くらいで書き込みが途切れる。そこで気が付いたのか、それとも挫折したのか。
それから見当外れの箇所にマーカーを引いたり愚にもつかないコメントを書き込んだりする輩。前に図書館の本で遭遇して怒りの余り寝た。
翻って良い古本とはなにか。悪いことの逆である。適切な場所にマーカーが引かれ的確なメモが記されている。これは専門書に多い。こういう古本はとても読みやすい。まるでガイドされているようにすらすら読める。一緒に読んでいるという仲間意識すら芽生える。
こういう古本なら新品より高くても買いたい。

なぜか嫌い
岡田斗司夫が嫌いだ。自分でもなぜかわからない。岡田の本を読んだこともないしその論説に興味を持ったこともないが、なぜか嫌いだ。YouTubeで候補に上がってくるとミュートする。
きっと見た目が私の癪に触るのだ。
岡田が悪いのではない。私の心が狭いだけだ。



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