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たまには「そもそも論」で見てみて

こんにちは、戸田です。

会社のこれからの絵姿や、直面している問題を見つめるときに
「そもそも、これってどうなの?」という問い
を、たまには自らに投げかけることは、とても大切だと感じています。

ともすると、現状=関係者の都合が澱のように溜まっている状況では、疑うべき前提を取っ払うことができずに、選択肢の幅も数も狭まりがちです。

たとえば、『そもそも当社のビジネスを一から手掛けるとして、今の在り方にしたいと思うか?』という問いに対して、もし一部でもNOがあるのなら、市場(戦う場所)の変更、業態(戦い方)の転換、組織や商流(戦いの構造)の変革を視野に入れた経営の基本方針と施策検討の余地があります。

言うまでもなく、過去から続く習慣は、良くも悪くも無意識に経営や現場の判断に強く影響しています。さすがに今の時代、前例主義を礼賛している会社はないと思いますが、いつのまにか社内の都合で「そもそも論」が封殺されてしまっているケースもありますよね。

若者、馬鹿者、よそ者、とは言わないまでも、純血主義にこだわりすぎることなく、環境や自社の変化に合わせて機動的に「外の血」も取り入れることも、「そもそも論」で自己変革に取り組むための良いきっかけにつながるのではないでしょうか。

経営として、組織として、個々人として、何を見ているのか、の光景が会社の中で一致していなければ、変革のための戦略も施策も、納得感は得られません。まずはそのためにも、(あくまで建設的な問いかけとして)そもそも何が起きていて、何が問題なのか、の目線を合わせることは極めて重要と感じます。

最後に、ご自身の会社において、『そもそもなぜ、今の当社がこのように存在できているのか?(なぜ、今までお客様に必要とされてきて、かつ、応えてこられたのか?)』を問いかけてみることをぜひお勧めしたいと思います。

自社にとって大切な何かが失われようとしていないか?
その変化の予兆や機会損失が見えたりするかもしれません。

読んでくださってありがとうございました。
本日は、以上です。

TRAIL INC.(トレイル)
経営変革のための伴走パートナーシップ
Open Management®
(オープン マネジメント®)

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