カレーは○種類のスパイスで作れる?カレーのスパイスと健康にまつわる話
皆さんはカレーを粉(スパイス)から作ったことがありますか?
「めんどくさそう」「準備するものが多そう」「敷居高そう」
といった理由で作ったことがない方が大半だと思います。
筆者も元々そういう考えの人でした。
しかし、実際に作ってみるとそんなに敷居高くなくて、簡単に作れちゃったんですよね。
カレーに必要なスパイス
1番作りたくない理由がこれだと思います。沢山のスパイス用意したりするのめんどくさいですもんね。
で、まずそこなんですけど、カレーって何種類のスパイスから構成されてるかご存知ですか?
実はカレーを作るのに必要なスパイスって「4種類」だけなんです。
結構意外な方いらっしゃるんじゃないですか?もちろん本格カレーってことで色々スパイス付け加えたら種類も増えますが、基本はこの4種類あればカレーを作れます。
それでは、その4種類が何なのか見ていきましょう。
カレーを構成するスパイス
1.クミン
カレー作りにおいて必須級のスパイスで、非常に香り立つスパイス。カレーのあのスパイシーな香りを生み出す。
2.コリアンダー
クミンと同じくカレーのスパイシーな香りを生み出すスパイス。
3.ターメリック
ターメリックと聞くと「なんかカレーに入ってるスパイス」くらいの院試うですが、日本語で言うと二日酔い対策のドリンクでお馴染みの「うこん」です。例の商品を日本語から変えると「ターメリックの力」になります。
カレーでは、カレーの黄色の色付けに使われます。
4.レッドパウダー(チリパウダー)
なんか辛そうだなって名前の通り、唐辛子です。
効果もそのまんまでカレーに辛さを加える為に使われます。
といった感じで、スパイスを組み合わせることによって、カレーの
香り・色・辛さ
を作り出しているんですね。
また、このスパイスのただの粉と侮る事なかれ、実は様々な健康効果があります。今度はそれについて深掘りします。
カレーのスパイスの健康効果
1.クミン
クミンには様々なビタミン類(A.C.E.B2.B6)が含まれていて、クミンに含まれる植物コレステロールの効果により、体内のコレステロール吸収を抑える効果があります。これにより悪玉コレステロールや中性脂肪を減らしたり、ダイエット効果も期待できます。
また栄養面とは関係ないですが、クミンの香り成分であるリモネンにはリラックス効果があります。
2.コリアンダー
コリアンダーには健胃・整腸効果があり、胃もたれや便秘など、胃腸のトラブルに効果が期待できます。
また腸管内に溜まったガスを排出させる効果があるので、デトックス効果も期待できます。
3.ターメリック
上記でも触れたように、ターメリック(うこん)に含まれるクルクミンは、胆汁の分泌を促し、アルコールの分解を早める効果があり、胃のぜん動運動も助けるため飲酒の際には効果が期待できる。
また抗酸化や抗炎症をはじめ、様々な疾患に効果があり、最近の研究ではガンの抑制効果があるという話も出てきた(まだ検証中)
飲酒やガン抑制など、現在人には嬉しい効果の詰め合わせである。
4.レッドパウダー(チリパウダー)
レッドパウダー(唐辛子)の辛味成分の主成分はカプサイシンであり、カプサイシンには代謝を上げる(体を温める)効果があり、これにより血行促進・冷え性改善・むくみ改善・ダイエット効果が期待できます。
また食欲増進効果があるので、カレーの材料になることで、上記のスパイスを沢山摂取することができます。
最後に
自家製カレーの何よりの楽しみは、自分好みのカレーが作れるということです。
例えば、辛いのが苦手ならレッドパウダーを少なくしたり、逆に好きなら増やしたり、4種類以外のスパイス以外も追加して味の変化も楽しめます。
4種類はスーパーでも売ってますし、初期投資額も少ないので、休みの日とかにたまーに作ってみると面白いと思うのでオススメです