意外と味に関わってくるスパゲティーの太さと使い分け
皆さんがスパゲティーを買う際の選ぶ基準はなんですか?
まあ大半の方が値段だと思いますが、「麺の細さ」って気にしたことありますか?
筆者この前安売りしてた細いスパゲティで、市販のパスタ用濃厚トマトソースかけて食べたんですけど、なんか凄いあっさり・サッパリしてて美味しくなかったんですよね。濃厚とは一体…みたいな感じで。
で翌日太いスパゲティ買ってそれで同じの作ったら明らかに太い方が美味しかったんですよね。ソースはよく絡むしモチモチな食感が相性良くて、これぞトマトスパゲティってくらい差がありました。
という筆者の体験も踏まえて、今回は「スパゲティの太さの使い分け」について深掘りしていきます。
スパゲティーの細さの種類
スパゲティーというのは「約25cmにカットされた円柱状のパスタ」で、そこから更に細分化すると細さによって違いが生まれ、その細さは主に4種類に分かれます。
(今回はあくまで細さによる違いなので楕円形をしたリングイネは省きます)
1.カッペリーニ
太さ:約0.9mm
一般的なスパゲティーの約半分の細さで、上記で体験した話で筆者が買ったスパゲティー。
一言で表すと
・洋風そうめん
・食べられる紐
・というか紐
といった感じでとにかく細い。
細い分モチモチ感は少ないが、かなりあっさりとした味わいで喉越しも良い。
夏場とかは多分これが1番食べやすいと思う。
一般的なスーパーでは取り扱いしてる所は少ないので、入手は高級系スーパーに行けば確実かも。
【オススメの食べ方】
・冷静パスタ
・スープパスタ
・シャバシャバ系のソースと合わせる など
2.フェデリーニ
太さ:約1.4mm
一般的なスーパー等で簡単に手に入る中では最細のスパゲティー。
イメージ的には少しもっちり感のあるカッペリーニ。
また基本的に細い=茹で時間が短いので、忙しい時や時短したい時にオススメ。
味わいもカッペリーニに似ているので、あっさり系が向いている。
【オススメの食べ方】
・冷製パスタ
・ジェノベーゼソース
・あっさり系ソース など
3.スパゲティー二
太さ:1.6mm
(恐らく)一番一般的な細さ。
上2つと比べるとわかりやすくモチモチ食感があり、トマト系と相性が良い。
また、小麦のそのものの味を感じやすく、パスタ自体を生かしたシンプルな料理が向いている。
【オススメの食べ方】
・ペペロンチーノ
・ミートソース など
4.スパゲッティ
太さ:約1.9mm
スパゲティーの中では一番太い種類。
スパゲティー二と比べるとよりモチモチ感が強く、太い分主張が強い。
存在感があるので、モチモチ感を生かしたパスタや、貝など大きい具と合わせると相性が良い。
【オススメの食べ方】
・カルボナーラ
・具沢山なパスタ など
まとめ
細いスパゲティと太いスパゲティ、どちらもそれぞれメリットがあるので、要は使い分けが重要ってことです。
簡単に細い方と太い方の使い分けをまとめると
細いスパゲティ→あっさり系・サッパリ系のパスタと相性良し
太いスパゲティ→こってり系・濃厚系のパスタと相性良し
という感じです。
スパゲティーが細ければ細いほど表面積が大きくなりソースと絡み、口に入れるソースの量が多くなるので、薄味のものは細い方、濃い味のものは太い方が相性が良いと言うわけです。
皆さんは上手く太さを使い分けて、相性の良いソースと絡ませて美味しくおパスタを作ってあげてください。
参考
日清製粉グループ パスタの基礎知識
https://www.nisshin.com/entertainment/encyclopedia/pasta_01.html