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◆ 私は裏切りものかもしれない「生まれ直したいなあ」と思うことがある。 生まれ直すと言っても、死んじゃうとか、今あるものを全部捨てるとかそういうことではない。 そうしなくても、生まれ直せることってあるんだなあという光景を見ることがある。 これは、日常的に、自分のまわりの人たちの中でも起こっていることなのかもしれませんが、あまりにも個人的なことだから見せないようにしたり、ひとりで噛み締めたりしているかもしれなくて、他人にわかりやすく見えることは少ない。 でも、表に出て、
◆ 言えなかったこと思うんです。 人生って、理不尽なことや腹立たしいことがあったり、未熟な時期だと自分がひどいことをされているかどうかも一瞬わからないようなびっくりで嫌な出来事が起こることがある。 そういうことがまったく起こらない人って、いないんじゃないのかなあ。 大なり小なりそれぞれいろいろあるのだろうと想像します。 この「嫌なことがあった」とか「ひどいことがあった」とか「理不尽なことがあった」というような時、誰かに言いたくなることがある。 そういう時って、だいた
◆ よそはよそ。うちはうち。人が亡くなった話を書くことは、あまりしない。 感傷的になりやすい可能性も高いので、逆に妙にドライに書きがちで、自分の心がなぞっている場所は、するすると舗装されたキレイな道のような気がして、どこかズルい文章な気もしてしまう。 そんな中、ひとりの従姉妹のことは約10年前から時々書かせてもらっている。 「私のことで、何かあんたが伝えたいことがあったら、なんでも書いてもらっていいからね」 亡くなる前にそう言ってくれたことが大きい。 彼女は看護師、