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塾の先生にされたこと

◆ 言えなかったこと

思うんです。

人生って、理不尽なことや腹立たしいことがあったり、未熟な時期だと自分がひどいことをされているかどうかも一瞬わからないようなびっくりで嫌な出来事が起こることがある。

そういうことがまったく起こらない人って、いないんじゃないのかなあ。

大なり小なりそれぞれいろいろあるのだろうと想像します。

この「嫌なことがあった」とか「ひどいことがあった」とか「理不尽なことがあった」というような時、誰かに言いたくなることがある。

そういう時って、だいたい事後なので、リアルタイムで助けを求めるというよりも、あとで精神的に助けて欲しいという気持ちが大きい。

そういう時私は、3択のうちのどっちかを選びます。

*1
「聞いてもらえませんか?」と、伝えてからちゃんと話す。
その時の目的は明確にしておく。私の場合はいつも「自分の精神的な悩みの穴がどんどん小さくなっていないか」を確認させてもらうこと。小さくなっている場合は、聞いてくれている相手の話をよく聞いて、穴を広げていくという作業をする。

*2
あえて人に話さず、自分の中で気持ちに折り合いをつける。

*3
時間が経って、気持ちが整理され、ひとつのまとまった話題(場合によってはネタとして)話せるまでとっておいて人に話し、将来的に気持ちをクリアにする。

1と3はわりと大人になってから意識してそうしていることで、2の話さないというのは、わりと子どもの頃からの思考です。

今日は、ずっと「2」だったことを「3」という形で、まとめたいと思います。

思春期に起きた言えなかったことを今になって話そうという気に、ふいになりました。

きっと「3」ができる時期がきたんですね。

◆ じめっとした教室兼自宅に先生と2人

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