見出し画像

無農薬無肥料、機械もなし?All hand madeなアナログ米作り。

完全アナログ栽培米の脱穀と選別。


足踏み脱穀機と唐箕(とうみ)を使った超アナログのあり方です。


昔の農機具はアナログのように見えて、とても考えられてきます。


唐箕はうちに年代が違うものが3台ありますが、明治から大正、大正から昭和にかけてどんどんサイズが小いさくなり、サイズは小さくなるけど風力は大きくなる進化を遂げています。



本当によく考えてられていて、昔の人たちの思考力、想像力はインターネットなんかに頼らなくても、とてつもない情報力と努力だと考えさせられます。


❇︎


とはいえ、電気や燃料を使わないアナログ農機具は時間と労力を割かれます。


ただ、この非効率感や時間をかけて行う作業はからだと心を豊かにしてくれる感覚があります。


なんでもポチッと、大きな機械を使った大規模な農業も努力の賜物だと思いますが、一個人の豊かさや心地よさは機械化された現代社会のなかではとても貴重で尊い機会であり、僕たちは大切にしていきたいと思っています。


❇︎


田舎で暮らすというのは効率化を求めた社会に、ちょっと待ったと抗う姿勢であるとともに、結局は人との繋がりや自然との調和にこそ、幸せや豊かさが詰まっているのだと気付かされる時間となります。



アナログな世界に生き甲斐とやり甲斐をつくっていきたい。

昔のものや文化が消滅する前に若者たちが立ち上がり、食い止め新たな価値を創造する社会を醸成していきたいです。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集