押さえつけてまでハミガキをする理由を持っているか
長男が2才の時、わたしたちは嫌がる長男を押さえつけ、無理矢理ハミガキをやっていました。
なぜかといえば、外野から
外野「泣いてもいいから、絶対に仕上げ磨きをしなさい」
と、ハミガキをする度に言われ続けていたからです。
妻もわたしも初めての子育てのため、この言葉に従いました。
謎のプレッシャーを受けながら、毎日「仕上げ磨き」を執行していました。
毎日、毎日、泣き叫ぶ長男。
徐々に疲弊するわたし達。
それでも、押さえつけてハミガキをすることは正義だと信じていたのでした。
すると、外野の推奨する「無理矢理」ハミガキを嫌だと思ってしまいました。
だから、恐る恐る外野へたずねました。
「ハミガキが大事なのはわかる。でも、押さえつけてまでやる理由を教えてほしい」
外野はハッキリとこう言いました。
外野「虫歯は親の責任。歯医者さんで親が恥をかくから」
わたしは胸が苦しくなりました。
このハミガキが、長男のためではないことを知ったから。
親の立場を守るためのものだったから。
わたしは、初めて虫歯の原因を調べました。
確かに、ブラッシング不足の原因が大半のようです。
ですが他にも、虫歯菌の感染、ストレスによる唾液不足、生活習慣が原因であることを知りました。
つまり、ブラッシングを100%やっても、虫歯になる可能性があるということです。
じゃあ、長男は泣きじゃくり、親は疲弊してまで行うハミガキって、ムダじゃないか。
子どものためだとしても、長男や親にストレスがかかるハミガキって一体なんなんだ?
長男のハミガキの目的は、長男の歯を大事にすることにある。
と気づけたのは、無理矢理ハミガキをやり続けて1年間が経った頃でした。
「当たり前」のことなのに、感覚がマヒしていたようです。
早寝早起き、栄養のある食事、適度な運動。
そして、声がけに取り組みました。
もちろんイヤイヤで、ハミガキをしないまま寝た時だってあります。
それでもいい、とわたし達は決めました。
今、長男は7才、自発的にハミガキをしています。
長男自身の努力で、虫歯もゼロ。
歯医者さんは長男をよく褒めてくれます。
今日のまとめ
・仕上げのハミガキは、子どもの歯を守るため
・大事にすることを夫婦で共有する
・言いなりにはならない
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それでは、また。
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