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【本の紹介】『禅的老い方』

31歳の長男が86歳の祖父にすすめられて読んでいた本。
「老い方って~!31歳にはちょっと早いんちゃう?」と内心思っておりましたが…。
いや確かに還暦の私より31歳の長男の方が老成している気もします。

読み終わった長男が、「これ、なかなかいいよ」と私にもすすめてくれました。

これは字が大きい!
助かる!

この本を読んでいると何だかホッとします。
特に印象深かったことばをいくつかご紹介しますね。


なにをしてもいい。
だがけっして、「うまくやろう」という見栄を張らないことだ。

『禅的老い方』

私は見栄っ張りで完璧主義のところがあります。
ですから、「上手にできないかもしれない」と思ってあきらめてしまうことがあります。
このままだと「楽しみ」が増えませんね。

noteを書くことにも通じるかもしれません。
「何を書いてもいい。だがけっして、「うまく書こう」と見栄を張らないことだ。」


一度決めたことにこだわらない

『禅的老い方』

いちど決めたことは貫くのが正義だと思いがちでした。
「朝5時に起きてジョギングする」と決めたとしても、それが自分に合っていないと気づいたのなら変えればいい。

教員免許更新制、長い間こだわっていましたね~。やっとなくなりましたが。


変わってもいいし、変わらなくてもいい。
どっちでもいい。

『禅的老い方』

「変わらなきゃ」と思い詰めなくてもいいのですね。
どっちでもいいんだ。


隠さず、飾らず、あるがままを楽しんで生きていく。
老いた方が若い時より酒はうまい。

『禅的老い方』

お酒がますますうまくなるなんて、そんなうれしいことはない!

一休さんの歌をひとつ

極楽を いづくの果てと思いしに 酒のきげんで 寝たるところぞ(一休)

(訳:極楽はどこにあるんだと、地の果てまでさがしたが、なんと酒を飲んでいい気分になって寝ているところにあったよ)

酒飲みに生まれて良かった!


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