北海道からいこら!
こんにちは!いこらです。
北海道にて、いろいろ面白い体験をしましたので、ご報告です!😁
旭川視察
先日、北海道旭川に行ってきました。
目的は、子ども富貴堂と絵本の館の視察です。
結果、子ども富貴堂と街中文化小屋に行ってきました。
いろいろあったんです、、
予定とは異なりましたが、素敵な人とのご縁がつながる事ができました。
まず電車が雪で遅れます。予定の2時間遅れ。台風で電車が止まるのは知ってあるけど、雪で止められたのは初めてでした。
ついた旭川も雪雪雪。
すべる道をこけずに、子ども富貴堂でに到着。
温かいお茶と優しい言葉で迎えていただきました。
店の中には絵本がびっしり!!
少し難しげな本もちらほら、賢い子たちもいるのかな?
旭川出身の絵本作家、あべ弘士さんの絵本コーナーが壮観でした。恥ずかしながらあまりよくは知らなかったのですが、優しい絵の絵本を知る事ができました。
子ども富貴堂さんに来させてもらったのは、絵本を取り扱っている本屋さんという事以外に、「子ども一万円選書」という取り組みをされているからです。
子ども一万円選書とは、一万円を出してもらい、その予算の範囲内で本を選び届けるという仕組みです。申し込み用紙には、届ける子どもが読んでいる本、好きなことや特徴を書く欄があります。そこからその子にあった本を選んでいきます。
いわた書店の「一万円選書」が元となっています。こちらは大人向けです。
子ども一万円選書が一万円選書と違うのは、誰かのためという想いが込められているところなんです。
富貴堂のDさんはそう教えてくれました。
一万円選書は自分のため、子ども一万円選書は誰かのためにお金を払っています。そこにはいろんな想いがあります。感謝、応援、励まし、お祝い、、その想いに応える事、橋渡しをできる事がやりがいなんだそうです。
2階では多くのおばさまたちが本の作業を準備されていました。図書館に届ける本の準備なんだとか。その名も金曜のマダム笑すてきなネーミングに笑ってしまいました。階段には、毎年年末年始にシャッターに飾るポスターがずらり。いい取り組みばかりで、羨ましい。
実際に人がいる事で、そこが居場所になる。出会いがある、発見がある、それを分かち合える。いこらも早く実店舗を持ちたい、そう思わされました、、笑
そのあと大雪の中絵本の館に向かったわけですが、まさかの蔵書転換により休館、、
泣く泣く旭川に戻って、あらかじめ聞いていたすてきな古本屋さんのようなイベントスペースのようなコミュニティスペースのような街中文化小屋へ。
お店の外にも本棚があり、驚き。
中の本もよき。いつの本?みたいなほんがずらり。本の趣向が自分とは全然違うのがまた面白い。
1番の衝撃は『借りパクしてもいいですよ』
万引き公認!?
読まれないでいるよりは、読まれる方がいいですから
激しく同意しました。
万引きされても嬉しいのは本屋くらいかも。
借りた方は、もちろんちゃんと返しに行くとのこと。こう言われる方が、万引きもしにくいですよね笑
お客さんに値段をつけてもらう古本市も興味深かったです。
曰く、『値段をつけることで参加になるです』
普通の会計や箱を置いておくだけよりも、会話が弾むのだとか。一円でもありがたくいただきますと笑顔。お強い。
収益は上げないといけませんが、固執しないゆとりも持ちたいものです。
訪問の前日は、77歳の映画絵師の方がイベントをされたとのこと。初めて聞く職種。写真かと思う程に精巧な絵。まさに職人でした。
帰りは雪に止められず、無事帰還。
札幌視察
シーソーブックスさん
以前北海道に来た際に泊めてもらったゲストハウスの方が開いた本屋さん。
選びに選ばれた本がずらり。
北海道の他の本屋さんの棚も。
コミュニティの強さも感じました。
クラウドファンディングも目標150万円に対して、730万円集まるという人とのつながりの強さを見せています。
店主のじんさんには会えませんでしたが、良い時間を過ごしました。
ブックラボさん。古本屋さん。
普段は自信を持って選んだ本を強気の値段で販売しているそうだったのですが、たまたまの破格セール中!
めちゃくちゃ買わせていただきました😌
店内の雰囲気も古本屋さんならではの奥ゆかしさ。
コロナ以前は読酒会のようなイベントも行っていたそうです。再開を期待しています😊
浜塚総合印刷さん。印刷屋さん。
インクの香りがブワッと鼻にきました。
版画以来のあの感じ。懐かしかったです!
冊子作りを体験しました。
揃えて切って糊塗って乾いて綴じてはい完成
1番簡単な本の作り方を教えていただきました。
紙の種類もようさんありました。
これは悩むわ〜笑
本屋さん、古本屋さん、印刷屋さん、イベントスペース、朗読と、多種多様に本に関わる人たちに出会うことができました。
また別日、札幌にて朗読会に参加させていただきました。
朗読会
どんなイメージでしょうか?
学校で立たされて読まされた記憶は忘れてください。
皆さんすごく生き生きとして、朗らかに読まれていました!
文学、詩、絵本、落語、恋愛小説、、
衣装から準備したり、小道具を用意したり、音楽を流したり、生演奏を呼んだり、、
創意工夫にあふれた「朗読」という世界の幅広さを感じました!
特に朗読会の先生の声には圧倒されました。神社にいるような崇高さと、おばあちゃんの家のような親しみが同居した世界観は、痺れました。というか笑っちゃいました。
声で変わりすぎるなと。
伝える、ための自分の声。
普段当たり前に話すから、あまり大切にしていないなと反省。と同時にもっといい声で伝えられるなと可能性も感じました。
また朗読会を開催して、伝えていきます!
以上、北海道からご報告でした😌
また他の計画も検討中ですので、続報を乞うご期待!
文責 福田旭