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【食べ物で世界一周の旅】 ●12国目:ミャンマー ●12食目:ガークージョーナッ
『世界各国の料理を食べ、
地図上で隣の国、隣の国、と順に巡って
世界一周を目指す旅』
今回は、インドネシアから北へ、
海を渡ってミャンマーへ。
*
ミャンマーは、中国、タイ、ラオス、
バングラデシュ、インドと国境を接し、
約135の民族からなる多民族国家。
小学生のころは、ビルマ、
という国名で習いましたな。
*
今回いただいたのは、
なまず。
そう、
なまず。
ミャンマーでは
ポピュラーな食材で、
なまずをスープや麺にした料理も
有名なようですが、
せっかくなので
辛口スパイスでまんま揚げた
「ガークージョーナッ」をオーダー。
*
来た。
こりゃどう見てもなまずだ。
写真左側、なまずくんのあたま。
食べる部分はないようで、
カッチカチ。
おとなしく身をいただきます。
*
うん。
身は淡白。
カリ フワに揚げられ、
ちょっとフグの唐揚げみたい。
味つけはスパイシーで、
ビールとか進みそうですな。
あと引く感じで美味しい。
スパイスの量は、
泥くささを打ち消しながら
元の味はなるべく残す…
というギリギリを狙ってそう。
*
しかし食べてると
常になまずくんの頭が
視界に入ってくる…
人間不思議なもので、
きっと鯛のお頭なら
食欲が増すのに、
食べ慣れてないというだけで、
なんかアレですね…
*
しかしこうやって、
“ある生物の命をいただいている”
というリアルな感覚は、
忘れちゃいかんですよな。
それを忘れたら、
魚は切り身の状態で泳いでると
思ってる子どもと変わらん。
(ガンツって漫画で
ヒトが料理されるような
シーンがあって、
うわぁ、、と思いつつも、
そういうことを我々も
してるんだよな、
とあらためて実感したのを
思い出しました)
*
毎日毎日、
たくさんの命をいただきながら、
生きている。
だから感謝を忘れず、
だから食べ物は絶対残さない、
と決意を新たにした夜でした。
*
ごちそうさま。
次の隣の国は、
陸伝いに西のバングラデシュへ。
*
世界一周の旅はつづく。
[旅の記録]
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※2013年に書いたものです。