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【食べ物で世界一周の旅】●9国目:シンガポール ●9食目:海南鶏飯(ハイナンチキンライス)

『世界各国の料理を食べ、
 地図上で隣の国、隣の国、と順に巡って
 世界一周を目指す旅』

マレーシアから南へ、
地続きに隣の国、シンガポールへ。

この地図上では小さすぎて見えませんが、
マレー半島の先っぽですw

シンガポールは
東京都とほぼ同じ広さ。
人口密度は世界第二位だそう。
(一位はモナコ)

そんな中に、
約2万4千人の日本人が在留していて、
これはASEAN諸国の中でも
最多の在留邦人数らしい。

(勉強になりますね?w)

国民も
中華系、マレー系、インド系とさまざまで、
料理もそれらの国々のものが
ミックスされているとのこと。

中でも中華系の方が多いとのことで、
こちらをオーダーしてみました。

海南鶏飯(ハイナンチキンライス)。
中国の海南島の料理がもとらしい。

うーん、
見た目からして洗練されてますね。
ここらへんにシンガポールの
シティボーイズっぷりを感じられますな。

キャベツ、キュウリ、トマトなどの
生野菜の上に鎮座する、
しっとりたおやかに蒸した鳥。
パクチーという冠をのせたこやつを、
三種のタレでいただきます。

左、サッパリねぎしょうがダレ。
香味×香味×冷ややかさ。
食欲がいやがうえにも高まります。

真ん中、ピリ辛チリダレ。
アジアンなスパイシーさはもとより、
果実のようなフレッシュさが
清々しい。

右、濃厚黒醤油ダレ。
醤油ベースながらも、とっぺりと濃厚。
旨味どっしり。
これを舐めるだけ焼酎が呑めそう。

それぞれのタレごとに、
鳥が変幻自在に味を変えます。
鳥だからいいんだろうなぁ。
牛や豚だと肉自体が主張しすぎる。

そして……ごはん。
なんじゃこれ。
うまい。
うますぎるぞ。
「おかずを受け止める炭水化物」
なんて存在じゃない。

サラサラした長粒米は
鳥スープで炊かれていて、
しっかり味が付きつつ、
ジャスミンの香りが
一粒一粒まで染み込んでいて、
おかずなしで全然食べられる。
いや、止まらない。

むしろこのセットの中で、
何よりも一品料理として主張している…!

うまい、、、、、
完全なる伏兵だ、、、、、

ごちそうさま。

次の隣の国は、
海を渡って北東のフィリピンの予定!

世界一周の旅はつづく。

[旅の記録]
日本⇒韓国⇒台湾⇒ベトナム⇒カンボジア⇒ラオス⇒タイ⇒マレーシア⇒シンガポール⇒to be continued...

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※2013年に書いたものです。

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