不登校~そして伝説へ~
おれは不登校15さい!
今日もSNSを開いて呟く。
「学校マジ楽しかった~」
ネットでリア充を演じるのが俺の毎日のルーティンだ。
部屋にはシコったティッシュと母親の涙。
自分は遅咲きの天才だと自分に言い聞かせ今日も寝るだけ。
この子かわいいな~!
今晩のおかず決定なのだ。
将来の嫁候補としてメッセージ送らせてもらいますンゴ!
ピピピ・・・
「どしたん?はなしきこか?」
あなた毎日なにしてるの?
友達と遊んだ?
彼女は作れた?
いないでしょ。誰も。
母さんと父さんしかいないでしょ?
まだ生きてたの?
親を苦しませないでよね!
500円あげるから縄買ってきなさい!
そして20年後・・・
現在の俺は20代の若いフリーターの中に混じって、使えない粗大ゴミ扱いされて、それでも必死に卑屈になってバイト続けている。
「当たり前の幸せ」を求めて
今でも俺は遅咲きの天才だと自分に言い聞かせてる。
いつか花は咲くと信じて・・・
次回、~そして伝説へ~
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