弥栄醸造としての最初のお酒を発売します!!
皆さん、こんにちは。弥栄醸造代表の坂本イッコーです。
少し記事の更新が途絶えておりましたが、今回は大ニュースです!!
なんとこの度、弥栄醸造としての第一弾のお酒を発売致します!!!
実は今年8月の麹作りから始まり、10月中旬には商品として完成しておりましたが、販売してくださる酒屋さんも固まってきたので、このタイミングで情報解禁させてもらいました!!
以下詳細となりますので、ご興味をお持ちの方は読み進めてもらえると幸いです。
○商品名:ITTEKI(一擲)十割麹酒 Vol.0
・阿部酒造での初めての責任醸造
今回のお酒は修行先である阿部酒造にて製造させてもらいました。委託醸造扱いとなりますが、一から十まで全て自分の責任醸造でタンク1本仕込みました。人生初めての責任醸造だったので、醸造中は独特の緊張を感じる毎日でした。製造中の詳細は長くなってしまうので、別でまとめた記事を書こうと思っています。
・名前とデザインの由来
ITTEKI(一擲)というお酒は漢字の通り乾坤一擲から取っています。乾坤一擲という字は自分が二十歳のお祝いの際に、地元の書道家の方から贈られた言葉で、その時から好きな言葉でした。しかも乾坤一擲には「運命をかけて、のるかそるかの勝負をすること」という意味があります。今回自分が独立し酒蔵を立ち上げる事も、自分にとって人生を賭けての大勝負でもあったので、そんな時にこの言葉を思い出し、お酒の名前にしたいと考えました。
ちなみにITTEKIは一滴とも掛けており、ラベルデザインはお酒の一滴が垂れて水面に波紋が広がっている情景をイメージしました。
・十割麹酒とは
十割麹酒とは麹歩合を十割(100%)にして仕込んだお酒です。全麹のお酒と表現されているお蔵さんもおられますが、十割と謳った方が蕎麦をイメージして意味合いが伝わりやすいと思い、敢えて十割麹酒とさせてもらいました。
そもそも麹歩合とは原料米における麹米を使用した割合の事で、 通常の日本酒では麹歩合20%くらいが一般的です。このお酒は白米を全く使用せず米麹のみを原料として使用する為「その他の醸造酒」に分類されます。原材料は米100%なのに、分類上は日本酒じゃなくなるのは何か不思議ですよね(笑)。
○発売時期(変更の可能性アリ)
今のところ、酒屋さんへは11月末に発売開始してもらえるよう諸々の準備を進めています。
ですが酒類卸売免許がまだ申請中の為、交付時期によっては発売が遅れる可能性があります…。
なので免許の交付があり次第、確定の発売時期はあらためてアナウンスを行う予定です。遅れたとしても12月上旬には酒屋さんに発売してもらえるようにはしたいです…!
○販売予定の酒屋さん一覧(都度更新中)
今回のお酒は少量生産の為、現在は新潟県内の酒屋さんへのみご案内を行っています。新潟県外の酒屋さんへは、新潟県内の酒屋さんへの出荷数量が固まった後、在庫に余裕があった場合に案内を行う予定です。
その為今のところは新潟県内の酒屋さんでの販売予定となっておりますのでその点ご容赦ください。あくまで現段階での話ではありますが…。
以下、現在取り扱いが確定している酒屋さんの一覧となりますのでご確認ください!(店名50音順)
・酒のおおやま様(上越市)
・酒のかどや様(村上市)
・カネセ商店様(長岡市)
・国兼商店様(新潟市)
・錦屋酒店様(新潟市)
・ノマタ酒店様(柏崎市)
・新潟 長谷川屋様(新潟市)
・酒の松澤様(新潟市)
・地酒防衛軍 吉川酒店様(新潟市)
・魚沼の里 芳屋様(十日町市)
○今後に向けて
今後、新潟県柏崎市内の古民家を醸造所にリノベーションして酒造りを行っていく為、新潟県内で多くの方に手に取ってもらえるよう、まずは新潟県内の酒屋さんとの関係性を深めていく事を大事にしたいと考えています。弥栄醸造とITTEKI(一擲)が新潟のお酒として認知してもらえるよう努めていきます!
もちろん新潟県外の方にも弥栄醸造の事を知ってもらい、多くの方にITTEKI(一擲)を飲んでもらいたいので、ご興味をお持ちの酒屋さんがいらっしゃいましたらご連絡お待ちしております!!
・お問い合わせ先
今回も最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!
次回は卸免許の交付があり、発売時期が確定しましたら詳細アナウンスさせてもらいます。続報を楽しみにお待ちください!!
合同会社 弥栄醸造
坂本 一浩(イッコー)