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歩き方に「人柄」が出る
【約900字/2.5分で読めます】
書籍『FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学』を紹介しました。
この本を読む前から、私自身は以前から、人の「歩き方」に注目していて、「歩き方」によって、ある程度、その人の「性格」がわかると思っています。
実際、人の歩き方には、膨大な種類があり、昔、テレビで監視カメラの映像の人物を特定するのに「歩き方」を照合するという技術が紹介されていたのを見た記憶がありますね。
わかりやすいところで言うと、せかせか歩く人は「気が短い」ですし、ゆっくり歩く人は「気が長い」印象があります。
もちろん、状況によって、普段はゆっくり歩く人が急ぎの用事があって、速足になることもあるでしょう。
しかし、その人が常に速足ならば、やはり、その人は気が短い可能性が高いですよね。
私がもっとも気になるのは、「足音」です。
公共の場でも自分の家のように「がさつ」に歩く人がいるんですね。
足音をバタバタ立てる歩き方は、人によっては不快感を持たれる場合があります。
「バタバタ」程度ならば、まだいいですが、ひどい人だと「ズシンズシン」と巨人のごとく歩く方もいて、ビックリさせられますね。
少し前にお寺の僧侶の方がやっている「禅」のポッドキャストを聴いていたら、僧侶の修行では、日常のあらゆる場面で「音」を立てないように言われるそうです。
坐禅をする部屋はもちろんのこと、一人の空間であるトイレやお風呂でも、極力、音を立てないようにするんですよね。
なぜ、「音」を立ててはいけないのかというと、雑音が出るというのが「心」のあり様に繋がっているからとのことでした。
つまり、大きな物音を立てる人は、「心」が乱れていると、僧侶の世界では認識されるんですね。
私自身はもともと、「静けさ」を好みますし、以前から「足音がしない」と言われることがありましたが、この僧侶の話を聴いて、「心が乱れていない」のだと安心しました。
この話を聴いてから、さらに注意するようになりましたが、ストレスにならない範囲で、自分の出す「音」には気配りしたいものです。
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