情報処理の偏りの正体、人の気持ちが分からない理由
大事なのは、「何かが人として欠けている」から、コミュニケーションができないわけではない事だ。情報不足の偏った情報のまま判断しようとするから、わからないだけ。
以前、認知行動療法のカウンセリングの中で、私の主訴になってる「他者が何を考えているのかが分からない」の原因が「情報処理の傾向」だと判明し、そして「なんの情報が足りてないのか」がやっとわかった。それは…
[カウンセリング体験記⑧]他人の気持ちがわからない原因
1.「相手(もしくは自分)が何を知ってて何を知らないか」
2.「どういう伝わり方してるか」(※最重要)
これを考えないまま、会話のテンポ最優先で、ふわっとしたまま適当に返事しちゃうのがいけない。だから、相手は配慮がないと感じ「よく事情も知らないのに適当なこと言って!」と気分を害してしまう。それが人の気持ちがわからない発言をしてしまうカラクリだ。
①「相手(もしくは自分)が何を知ってて何を知らないか」
自分の意図した反応がなかったり、話がかみ合わない時は、相手が「何かを知らない」ことで起きている。
②「どういう伝わり方してるか」
大前提として「同じ情報でも、人によって受け取り方が違う」というのがある。相手のネガティブな解釈は、何らかの認知の歪みによって引き起こされたりしているわけで。
「相手がその言葉を発するに至った背景・状況・ストレスシーン(過去現在)」に思いを巡らせてないから、「あの時はこう言ったのに、違うこと言ってる…」など、「相手が自分に言った言葉そのもの」に振り回される。
例えば、レストランでは「しずかにしろ」って言ったのに、二人っきりの時は「なんかしゃべれよ」とか。シーンが違えば、発する言葉が違う。
発した言葉より会話している環境(2人きりなのか、友達もいるのか、その親密度は?)「過去にトラウマがある?」「どんなストレスを抱えている?」「何を考えているか」や考え方など、認知行動療法で学んで、自分自身に対してやっているように、相手の思考の癖を知っていく方が重要。
知れば知るほど、こういうストレスシーンでは、この人はこう考えるだろうな、また同じことになるだろうなってシミュレーションの精度が上がっていく。それを知ることが、「相手を理解する」って事の一つだと思う。
似たような話題は「#バタ子の人の気持ちがわらかなさを改善 」というタグにまとめてます。
最後まで読んでくれてありがとう!他にも私自身を変えるのに役に立った具体的な方法を投稿してます。私は私が変わる為思考の整理の為にしか書いていませんが、続けて読むとヒントになるかも。(目次を見てね)おかげで精神が成熟したので毎日更新はやめます!何か不明な点等あればコメントなど下さい。