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意味や理由を探さない。「許す」という事

最近このnoteが書けないでいた。発信したいと思いながら書けない。だいぶそんな日々が続いてた。伝えたい事はたくさんあるのに。

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まず、どうして「発信したいか」を探ったところ、、、

まず出てきたのは、伝えたいことがあるから。これは心から望んでいる事。だから、これはこのままで大丈夫。

次に出てきたのが、誰かからの承認が欲しいから、というのが湧いてきた。自分の書く記事で誰かの心が動き気付きが生まれることを期待しているのに、反応がない事への恐れというのは、私にとっては私の存在価値に関わるとんでもない問題だった。反応がない・伝わらないことは、記事に意味も価値もないということは、私自身に意味も価値もない事、そう結びつけてる私がいた。

なぜこんな風に思うんだろうか??とまた探っていたところ、、、幼少期からの親子のやり取りが影響しているようだという、大きな気付きがあった。


今回はさらっとだけ書いておく。理由は、今はちょっと面倒だからw

幼少期と言っても、中学生以降の話だと思う。学校の先生をしていた父は家庭学習の管理が厳しかった。家の中でも面談の時間があるような感じ。定期テストの度にやってきて、思ったように進んでいないと追及が始まり改善を求められた。それからよく「ちょっと5分いいか。」と呼ばれ行くと、歴史や哲学や人生の話をされた。5分と言いながら、毎回40分ほどになり、正直心の中で思っていたのは(そのくだらない話、今すぐやめろ!)と思っていた。私が「もう、いい??5分たったけど?」とか「ねぇ、思ったこと言っていい?」と言うと、父のボルテージは急に上がり「ダメだ!聞け!」と言っていた。そして私は我慢して聞いた。話が終わるのを待つようになった。

耳をふさぐ

話の内容が嫌なんじゃない。聞かないと怒鳴る、待たないと怒鳴る、それが嫌だった。

それからもう一つ、高校生の頃、将来どうする?みたいな時になって、その頃自分自身が色々と思い悩んでいたこともあり「カウンセラーになりたい」とか、兄弟同士でのマッサージごっこが好きで「大学へは行かないでマッサージの専門学校へ行く」とか、高校の美術の時間に作ったCDラベルデザインみたいなやつで、県の何か賞を獲ったのをいい事に「デザインをやってみたい」と言ったりしていた。自分で思いついて、自分で伝えた事だった。でもこれら3つの事は結果的に全て高校卒業後の進路としては叶えられなかった。中でも「カウンセラーになりたい。」という想いは大人になってからも尾を引いた。この願いは消えなかった。カウンセラーかどうかはいいとしても、心を扱う仕事をしたいという想いは消えることはなかった。

でもその当時、、、この将来の話はどれも母に伝えた事だったが母はどれにも同意してくれなかった。中でも、「カウンセラーになりたい」と言った時に「あなたが悩んでいるのに、誰かの悩みなんて受け止められないでしょ。」と言われ、私は、あーそうか、、、と納得してしまった。

どうやらこれらの経験から私は「私の話は聞いてもらえない」「私が考えることはおかしなこと」と思うようになった。恐らくこれ以降本当に思い・感じることを隠すようになった。

いわゆるこのちょっとしたトラウマが私に「伝える」という事のハードルを上げたようだった。そしてこのまま大人になり、仕事では結果が全て。そんな時代を過ごし、やることなすこと、意味や価値がないとやってはいけない、全て整って仕上がってないと意味も価値もない。そう考えるようになっていた。

壁1

でも、このnoteはどうだろうか?誰かに許可を得ないと書いてはいけないものか??書くことに理由や意味は必要か??そう思っているのは一体誰なのか??

今まで、やることなすこと、全て意味や理由が欲しかった。やっていいと自分に許可を出すために。

でも、、、書くことにおいて、理由も意味も必要が無いのだ。だってそこに想いはあるのだから、あるものはあると、ただ書けばいい。理由もないのに誰に頼まれてもいないことを伝えることこそ、自分への最大の承認じゃないだろうか。

気持ちを暖める - コピー

意味や価値を見出すのは読む人である。

理由や意味がなくとも書いていい。

理由や意味を見出さない事、それが「許す」という事だった。

理由もなく心動くことを伝える。そこに、頭で意味や理由を探さない。心の声に耳を傾けてあげるためにも、頭の思考を休ませることがもっと私には必要かも。こういう人は私だけじゃなく、たくさんいると思う。


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ごきげんママ|育児と人生に安心感を|心とじぶんに自覚的に生きる|あらのたか子
なかなか変われない…それって自分自身のせいじゃなくて、捉え方を変えたら今から変われるもの。そんな言葉を文章で伝えたい。最後はやっぱり自分と向き合い切るかにたどり着くから、その強さを持つ人になりたい。

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