役に立つだけじゃ疲れる。
先日、和太鼓の体験レッスンへ行ってきた。
えぇ・・・とってもいい気分で帰ってきました。
体を動かして、声を出して、音を出して、体に響いて。
そして、体が思った通りに動かないという感覚を久しぶりに感じたりして、とっても楽しかった。
私の解放の時間。
こういう時間をもっと持ちたいと思った。長い間こういう時間を持たずに生きてきたように思う。
何か役に立つこと、生産性があることばかりで時間が満ちていると、どうもそろそろ休憩したいな…とか、ちょっと休みたいな…という気分になってくる気がする。みんなもそうじゃないかな…??ちょっと休んだ方がいいんじゃない??って思ったりする相手も、きっとこんな感じじゃないかな。
子育ても家事もきっとそうだ。これだって誰かや何かの役に立つことをしてる。それだけで自分の時間が満ちているとすれば、そりゃ時々休憩したくなるじゃないか。
何の役にも立たない、一見無駄のような、ぼーーーっとしたり、心に耳を傾けるだけの時間とか、誰にでも必要だよ。
私は悩まない自分になれたら、幸せになれると思っていたから、悩まない自分になるためにいろいろ学んだりしたけど、それすら自分の役に立つことをしようとしていたようで、やり過ぎて疲れた面がある。だから、今少し休憩しているところなんだろう。
このじぶんへの敏感力を磨きたい。じぶんが何を本当に望んでいるのか。何かを生み出す「動」の欲求と、何かに戻る「静」の欲求とどちらの声にも耳を傾けられる敏感力。
いいなと思ったら応援しよう!
なかなか変われない…それって自分自身のせいじゃなくて、捉え方を変えたら今から変われるもの。そんな言葉を文章で伝えたい。最後はやっぱり自分と向き合い切るかにたどり着くから、その強さを持つ人になりたい。