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星の涙(ライトなBL小説です)
高校3年生の佐々木が所属する天文部が今年度いっぱい、つまり佐々木が卒業したのち廃部になることが決定された。そもそも部員が佐々木だけなのである。男子校において、夜天よるのそらをながめたいという願望をもつロマンチストはそう簡単に転がっていない。
受験シーズン真っ只中、顧問である七嶺に「天体観測をしないか」ともちかけられた。名ばかりの天文部において、実際に星を観測するということはいくどとなく、佐々
正しくありたいと、ただ願った
宇宙を組織する豆粒であるわたしが自我をもち、あるいはその肉体をただ捨てようと投げたとき、彼らにどんな影響を与えようか。
わたしの一切の悩みなどはあなたたちから見たら自身の構成要素に過ぎない。そう、それはまた、これを読む多くの精神病患者にも当てはまる。
わたしたちは、悩みたいからと自ら悩んでいるのであろうか?それほど人間とは高尚な生き物なのだろうか。わたしには、わからない。わかるほどの知能をもちあわ
躁鬱はクレカを持つな
タイトルからかけ離れた始まり方だが、私は片親である。
母は女手1つで3人の子どもを大学まで行かせた。
ところで、知らない人ために伝えると、私は双極性障害、いわゆる躁鬱である。
この文章を読んでいるのであれば、あなたもきっとそうなのでしょう。
そんな私から一言
「躁鬱はクレカを持つな」
強く、優しい母から100万の借金をしている者の言葉がそこのあなたに刺さることを願う。
明日を嫌う君のための日記帳
脳をゆるませた。
私たち精神疾患をもつ者が思うほど世界はむづかしくできておらず、色彩のかさなりで構成される原子たちの集まりであった。
陽のもとに出れば、陽の色がさんさんと降り注いでくる。暗闇でもそれは同様で、黒にまじった光色が降り注ぐのである。
きみならどうする?
きみなら、なにを選ぶ?
死にゆくなら、その時を待つ彼らも、自ら死に向うあなたも同じである。わたしは、あなたを決して否定しない。
あな
私がわたしである証明
内側から私を壊そうとする者がいる。私はそれを「鬱」と呼ぶことにする。私はそいつが嫌いだ。憎くて、憎くて、殺してしまいたくてしょうがない。首を絞めて、泣き言ひとつゆるさずこの世から消し去ってしまいたいと思う。そいつは、私の代弁者である。朝も昼も夜も怖いと嘆く。空腹も満腹も、孤独も都会の喧騒も、それらすべてに背を向けて寝そべる。落ち着く。落ち着く。落ち着く。?これは本当に落ち着いた状態であるというのか
もっとみる自殺未遂をした。/備忘録
2022年4月18日、自殺未遂をした。
寝てる彼氏の横で、彼氏のスマホを勝手に見た。LINEのトーク履歴もカメラロールも全部見た。
当たり前だけど浮気なんてしてなかった。ただ、女の子と親しそうに〈普通の〉お話をしてた。それだけだった。普通の彼女なら受け入れられるものだった。
どうやら私は普通じゃなかったらしい。
激昂して、暴言を吐いた。暴力も振るった。
(私の文章力の問題により省くが、この後
今もまだ2018年の桜を見ている
今でもおぼえてる。
不眠を拗らせた17歳の私は、朝4時に寝ることをあきらめて、おさんぽに出かけたの。
朝日といっしょに家を出て、
霞がかって思い出せない誰かに見せるために、桜の写真を撮った。
その写真、送ったけどさぁ、
「綺麗だね」とも「見に行きたいな」とも言わず
「徹夜するなんて良くないよ、何してるの?」しか言わなかったよね。
アタシは誰に何を期待してたのかな。
2022年は好き
わたしをきらいにならないで
今日も言えなかったの
喉の奥で、いい子にしてるのね。
きっとその子はいつかわたしの首を絞めて、
ゆっくりと、ゆっくりと、
酸素が不足するまで
わたしを、上から見下ろして、
笑うんだろうね
そしてやっと、わたしはそのせりふを吐くのでしょう
この文章は、誰に届きますか。
ねむい、
つかれた、
死にたい。
わたしは、つらい気持ちを、「死にたい」という4文字でしかあらわせません。
その思考にいたるまで、たくさんの経緯があるのに、
あなたたちに届くころには、「死にたい」しか体力が残っていない、
たくさん呼吸をして、屈伸をしても、
雑音ばかりで、
、
この文章は、誰に届きますか。
内側でもがきながら、わたしはこれからも死にたいを続けなくてはならないので