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会社員の給料「手取りが増えない! -厚生年金保険編-」
今回も会社員の給料で、手取りが増えないと感じてしまう理由についてシェアしていきます。
前回までは
①手取り金額がこんなに減るのはなぜ?
にいてお話ししました。
今回も手取りが増えない理由をどんどん掘り下げていきましょう!
◆ 前回の復習
手取り金額=額面ー社会保険ー税金
また、社会保険とは
①雇用保険
②労災保険
③健康保険
④厚生年金保険 です。
→前回の内容はこちらをクリック
今回はその社会保険のうち、厚生年金保険について、ご説明します。
② 厚生年金保険の実態
みなさん、ご存知ですか?
厚生年金保険は2004年から2017年までの間、毎年上がっていたんです。
2004年は給料(※1)の13.93%だったのですが、2017年では18.3%にまで上がりました。(※2)
(※1) 実際は毎月の給与ではなく、標準報酬月額で、4月から6月の平均した金額に厚生年金がかかります。
(※2) 厚生年金額の半分は会社が支払ってくれています。
実際どれくらい社会保険の支払いによって給料が減らされているのかというと、
年収500万円の方であれば、約10万円も手取り金額が減っていることになります。その原因の大半が厚生年金です。
この厚生年金保険が上がっていた理由は、高齢者の年金をまかなうためです。
◆ これからも上がり続けるの?
少子高齢化社会。これからも厚生年金保険料は上がり続けそう…と、思うかもしれませんが、すでにこの厚生年金保険料を上げる政策は2017年に完了しました。
つまり、政府は現在の18.3%を上限としてこれ以上はあげないと言っています。
「よかったー。」
と安心しているかもしれませんが、今後も続く少子高齢化。年金の財源をつくる若者が増えず、年金を受け取る高齢者ばかり増加するのですから、年金が足りるわけがありません。
つまり、あの手この手で政府はこれからも私たちからお金を奪っていくでしょう。
社会保険や税金として。
もしくは、社会保険のシステムを抜本的に変える可能性もあります。
そうでもしなければ、現在の20代の若者達が年金を受給される頃には、受給年齢が85歳にまで上がると予想されています。
そこで私がオススメするのは、
ベーシックインカムです。
もう、正直これしかないです。
ベーシックインカム導入が一番平等で、現実的です。
◆ ベーシックインカムとは?
国民の最低限度の生活を保障するため、国民一人一人に現金を給付するという政策構想。年金や雇用保険、生活保護などの個別対策的な社会保障政策は、大幅縮小または全廃することが前提となる。 Wikipediaより
つまり、国民全員に一定のお金を払うから、老後の年金・失業したときの保障・生活保護はなくそうという画期的な政策のことです。
「ベーシックインカムとは?」については過去にシェアさせてもらいましたので、こちらからクリックして是非ご覧下さい。
辛坊さん、ひろゆきさんなど著名人の方も支持している有名な政策です。
長くなりましたので、続きは次回のブログで。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
前回の内容は→こちらをクリック!
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