ねこ様がふとっている?原因と唯一無二のダイエット方法を解説
うちのねこ様はふとっているの?
ご自身のかわいいねこ様が適性体重なのかどうかは、案外わからないものです。人間同様、ねこ様にとっても健康で長生きするためには適正な体重を維持することが大切になってきます。それには、飼い主様の助けが必要です。まずは、ご自身のねこ様が適性体重なのかどうか、チェックしていきましょう。
ねこ様の適性体重
ねこ様は、人間同様、体格によって体重がさまざまなので一概に何kgなら
適正体重とは言えません。成猫にまで成長したのちに、ネコちゃんの体格をみて判断していくことになります。
その判断基準として用いられているのが、ボディコンディションスコア(Body Condition Score; BCS)というものです。このスコアリングシステムでは、ねこ様の外見と触り心地から、グレーディングしていきます。5段階の評価基準と、9段階の評価基準がありますが、一般的には5段階のもので十分でしょう。長毛のねこ様は毛の分大きく見えがちなので、しっかり触って判断します。
たくさんのねこ様をみなれていないと自信をもって判定するのは難しいかもしれません。そういうときは、獣医師に判定してもらうのが確実です。ワクチン接種などで受診することがあればついでに聞いてみることをおススメします。
ねこ様がふとってしまう理由
残念ながら、飼い主様がフードやおやつを与えすぎてしまっている場合が多いです。もちろん、体重には運動量や代謝の良さなど、他の要因も関係してきます。ただ、肥満と判断されるねこ様は、カロリーの過剰摂取が要因になっている可能性が高い傾向が見受けられます。
ふとっていることのメリット・デメリット
メリット
飼い主、ねこ様双方の多幸感
見た目がかわいい
触り心地がいい
動きがかわいい など
デメリット
遊びや運動に積極的でなくなる
病気のリスクが上がる(罹患率、致死率)
食費やトイレといった、ねこ様関連の出費が必要以上に増える など
ダイエットで一番大切なこと
ここまで読んでいただいた方はすでにお察しかもしれませんが、、、
ズバリ、摂取カロリーを減らすことです。
「うちのねこ様はふとっている(泣)」と思った方は、まずはフードやおやつの1回あたりの量や回数を見直していきましょう。種類をダイエット用に変更するのも有効です。
おやつに関して
フードの量が適切であっても、おやつのカロリーで体重が増えてしまっているかもしれません。フードの量が多すぎなければ、おやつを見直してみましょう。与える回数は減らさず1回量を減らしていくとか、おねだりされても与えないといった感じで少しづつ減らしていってみてください。
涙ぐましい努力が必要になりますが、続ければきっと成果につながります。おやつの代わりに、たくさん構ってあげたり、楽しく遊べる工夫をしたりして、ストレスが募りにくい工夫も併せて行うといいかもしれません。
食餌に関して
どんな種類のフードを与えるにしても、既定の量を守ることが重要です。袋の裏側や側面に目安が記載してあると思います。ダイエットをしたい場合は、与える量は、現在の体重よりもすこし少ない体重を目安にすると良いでしょう。その後は、体重を測りながら、食事量を調整していきます。
たくさん食べたいねこ様のために、満腹感が得られやすいタイプのダイエット用フードが市販食からも療法食からもリリースされています。療法食から選びたい場合は、一度獣医師に相談してからにしましょう。市販食であれば、ご自身の判断で開始していただけます。
ねこ様のフードを変更するときは、前のフードに新しいフードを少しずつ混ぜていきます。ねこ様は、急なフード変更が苦手です。
ダイエットのスピードについて
太り具合と目標体重にもよりますが、おおよそ一カ月に100gくらい体重が減れば上出来だと思います。基本的には、気長にやりましょう。長い目で見て太りにくい生活を構築していくことが重要ですね。
いかがだったでしょうか?
今回は、ねこ様はふとっているのか?というところから、ねこ様のダイエット方法まで細かく書かせていただきました。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。ではまた!
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