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2250 万円使って世界一周した夫婦の話

「世界一周 予算」 とネットで検索すると大体 150-200 万円と出てきます。

ネットで調べるといかに安く世界一周できるか?いかに節約旅ができるか?いかにお得に航空券を取るか?みたいな情報がたくさんありますが
個人的には世界一周で本当に大切なのはいかに安くやるか?ではなく、 いかに楽しい旅にするかだと思っています。

僕ら夫婦は、 自らの欲望に嘘をつかず忠実に食べたいものを食べて、 行きたいところに行って、 やりたいことをやって、 泊まりたいホテルに泊まる!という世界一周をやってみた 結果 1 年間で 2257万円 (夫婦 2 人で)使いました。

さらに言うと、 1年間世界一周の国数は大体30-40カ国が平均ですが今回1年間で69カ国 173 都市旅をしました。

家にあるホワイトボードに行きたいところ書きながら
計画作っていきました
世界旅行するぞ!と言った初日のメモ



「世界一周した夫婦」は我々以外にもたくさんいるものの、 1年間でここまでお金を使って 好きに旅をした夫婦はなかなかいないと思うので僕らなりの観点でどんな世界一周だった のか?を今回ご紹介します。

かなり長いんですが、 興味ある人に面白がって読んでもらえたらなと思います笑



・お前誰やねん?

宮崎県で生まれ育ち、 大学に行くまでは電車もろくに乗ったことのなかった田舎者の僕は人に勝つことだけが生き甲斐で勉強や運動を頑張っていました。
人に勝てば褒められるし、 嬉しいし、 達成感もありますし、 人生が前進し続けている実感を持てました。

実際、 死に物狂いで勉強してE判定から現役で京都大学法学部へ合格しました。

ところが大学に入ると、 勉強や運動だけで人の価値は決まらないことを痛感し、 人生のゲ ームが変わり困惑しました。 何を頑張ればいいのか、 何を評価されるのか、 どうしたら自分が満たされるのかまるで分からなかったんです。

そんな虚無感の中で大学1年の夏にカンボジアに旅に行きました。 高校も進学校で大学も京大に入った僕は当たり前のようにいい企業に就職していい給料もらって幸せな家庭を築いて生きていくんだろうなと思い込んでいましたが、 海外にいるとヒッピーみたいな人からNPOで途上国の人の命を救いながら泥まみれになって働いている人もいれば、 大会社の社長さんまで色んな人に会いました。

「こんな生き方があるのか!」 というのが衝撃で、 普段日本では交わることのない人たちと立場や年齢関係なくフラットに話すことができる旅 って楽しい!と自分が満たされるものに出会えました。


エチオピアのムルシ族の村
いまだに原始時代みたいな生活していて衝撃だった


また、 そのとき訪問したカンボジアでは現地の村で、ある人の引越しに遭遇したんですが、 その引越しが家を丸ごと持ち上げて移動させる引越しでした。 「引越しって 家を丸ごと運ぶんか!」とこれまた衝撃で、 自分の凝り固まった価値観がぶっ壊されることも旅をますます魅力的なものにさせました。

「想定外の色んな人とのフラットな出会い」
「自分自身の価値観や思考が広がっていく感覚」
「心が揺さぶられる絶景」
と大きくこの3つの観点で趣味が旅になりました。

そんなこんなで大学時代はヒッチハイクで日本1周したり、 バックパッカーとして海外も 20ヵ国ほど旅して、 いつしか「旅するように生きたい」と強く思うようになりました。 1 ヶ月に1週間くらい日本や海外を旅したいし、 仕事に関しても色んな人と出会える働き方がいいなと考えた結果、 大学卒業後は就職や起業ではなく個人事業主として生きることを選択しました。

2年くらい苦労しましたが個人事業主として売上がある程度安定して、 趣味である旅を満喫しようと年間複数回海外に旅に出る生活を送っていた中で、 良き出会いがあり2021年 に結婚しました。

奥さんとはお互い旅が趣味で意気投合し付き合い、 結婚という流れがあり、 これからもずっと世界中を旅しながら共に生きていこうという想いを込めて友人にこ んな結婚指輪も作ってもらいました。

お分かりになるだろうか
2人の指輪の内側を揃えると世界地図になるという
この職人技を、、

結婚願望特にない中で結婚したもので、 奥さんと話していて子どもが生まれる前に世界中 の行きたいところにいこう!という話をして世界を旅する計画を立てました。

なぜ世界一周を?と言うときっかけは複数あるのですがこちらに詳しく記載しています。




ちなみに奥さんは大学時代にフィンランドに留学経験があり、 ヨーロッパを中心にやはり 30ヵ国くらい旅をしていて絶景好きが共通していました。 大学を出て会社員として何社か働いていましたが、 今回の世界一周に向けて仕事を辞めて出発しました。

・どんな感じの世界一周旅したの?

大学生の頃南米を2ヶ月ほど旅しました。
アルゼンチンに行った時に、 アルゼンチンから 南極ツアーがあるということを知りました。 南極ってツアー行けるのか!と興奮した僕は行きたい!!と衝動が起きましたが値段は安くて30 万円ほど。 日本から行こうとすると安くても150万円はするのでかなりお得なのですが、 学生の頃の僕には30万円を払うことができず悔しい思いをしました。

もともと物欲もないし、 所有欲なども強くないのですがこの経験で、「お金を理由に選択肢が狭まるのは絶対に嫌だ!」 と強い意思を持ち仕事をしました。

ということで、 我慢をしない旅をしたくて今回の旅では極力我慢しない旅をしました。

10時間待てば1万円くらいの長距離バスが出るけれど、 10時間暇になるので、 タクシーに交渉して5万円で目的地まで移動したり

エチオピア→ケニアの移動
タクシーチャーターしたらあまりにも遠すぎるため
運転手2人体制になった笑



現地で美味しそうなお店があればミシュランだろうが食べにいく!ということを全ての国でやりました。

大抵、 旅行する時って普段はこんなものにお金かけないけど「まぁ、せっかく旅行に来たし、 、」 という理由で贅沢したりしませんか?

それを全ての国で実践しました。
そしたら 1 ヶ月あたり大体 200 万円弱かかったわけです。

「人生の豊かさは想い出の数で決まる」という言葉をある人に教えてもらいました。 心からその通りだと思います。
仕事だろうが趣味だろうが恋愛だろうが友情だろうが、 想い出の数が多ければ多いほど豊かです。

そんなことを考えていたら旅って間違いなく思い出になります。 トラブルがあろうが順風満帆に進もうがふと振り返った時に 「面白かったなぁ」 とニヤニヤしながらお酒を飲めます。

とにかく想い出を増やしたかったので想い出になる世界一周を心がけました。

そのためには変化が必要です。 だからこそ「振れ幅の大きい旅」をしました。

空港や軒先で野宿することもあれば 1 泊 40 万円の超高級ホテルに泊まることもしました。


現地人しかいない衛生面クソ喰らえみたいな屋台のご飯も食べたし、 世界top50レストランにランクインしているランチで 1 人 3 万円のご飯やミシュラン三つ星のレストランにも行きました。

ヒッチハイクで移動することもすれば、 長距離バスでもいけるところを時間短いからと飛行機で移動したりしました。

ヒッチハイクは合計6回ほど成功
自分たちも車で一度ヒッチハイカー運んだ
空港泊後に起きた時の写真
まともに起きられてない
世界一周は映える写真が多いが
これぞリアル

具体的な旅はスターアライアンスの世界一周航空券で 16 カ国必ず行く国を予め決めておい て、 あとはその国の周辺の国に旅をしてというスタイルで行きました。

世界一周航空券の旅についてはかなりノウハウチックになりますがざっと概要は以下の通りです

⸻⸻⸻⸻⸻⸺
・地球を西回りか東回りで 16 区間飛行機乗り放題のチケット (ワンワールドとスターアラ イアンスの 2 種類がある)
・ビジネスクラスで 120 万円 (エコノミーは 70 万円くらい)
・始発と終点が同じ空港でなければならない
・場所の変更は有料だが同じ区間での日付変更は無料
・大陸を逆走しなければ系列の航空会社でどこでへも移動できる

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この世界一周航空券はめちゃくちゃお得でした。
長めのフライトはビジネスクラスで全く疲れないし、拠点となる国に大きな荷物を置いて、小さなリュックで周辺の国を旅しまくりました。

目的地については途中から仕事をしながら旅をするスタイルとなったため、 直近1ヶ月の旅の予定は割としっかり決めておいて 1 ヶ月先の予定は適宜どこに行こうかなぁと夫婦で話しながら余白を持たせていました。

また、 今回1年かけての旅は仕事を辞めて時間を作り出して行う旅だったのでまとまった時間が取れないとなかなか行けない国に行こうと決めました。

ということで週末で行けてしまうような東アジア、 東南アジアは全カットしてアフリカや中南米を多めに設計しました。

また、 僕は自分の人生100歳までは元気に生きると思っており(現在まだ30歳)2年前に結婚したということで夫婦生活は始まったばかりなのでとにかくいろんな国を経験して「また行きたい国」を探す旅にしようという趣旨も持たせました。

年取って「ここもっと早く来たかったなぁ」と思うのは嫌なのでなるべくたくさんの国を知って、 お気に入りの国や場所を把握しておき、今後の人生で「今年の年末年始は 1 ヶ月あそこで暮らそうか」 と言えるような未来をつくりたかったんです。

というわけで我々が 1 年かけて行った国は以下の通りです (非承認国もカウントしている)

ヨーロッパはやはり移動しやすかった
イランに入国するとアメリカにVISA無しで入国不可になり今回はアメリカはスルー

全く別の視点では、 僕も奥さんも仕事も家も手放して旅に出たので、 これからの人生何をするか?どこに住むか?どう生きるか?を今一度話し合って決めていきたいという思いもありました。

だからこそ旅先でいろんな生活スタイルや文化に触れて、「こういう人生いいね」 「こういうのは嫌だね」 と会話を重ねてこれからの人生設計を新しくつくっていく意味も今回の旅に持たせました。

・ 「お金」 に対してどう考えたか?

以前「お金の減らし方」という本を読みました。 お金をどう増やすか?の本は本屋に行った らもう無限にありますが 「お金をどう減らすか?」 というタイトルはかなり興味深く内容も めちゃくちゃ面白かったんです (タイトル考えた人天才)



大学卒業していきなり個人事業主になった時は収入がない月が続き、 家賃は滞納するわ電気は止まるわ、 借金はするわとお金にものすごく苦労しました。 その経験の影響からか、 口座残高が減るとものすごく不安になるようになりました。

しばらく生活していけるだけのお金が口座にあっても1円でも減ると「あぁ、 またお金に苦労するんじゃないか、 、」となるわけです。

そんな時にこの本を読んで、 お金はどう稼ぐか?以上にどう使うか?の方が大事だよなと気づけました。

また、 ある時1万円札でお尻を拭いたことがあります。 1万円札ってただの紙なんだとわかりました。

どうしてこんなトイレットペーパーと変わらない紙に執着しているんだろうとお金にこだわっている自分が馬鹿馬鹿しくなりました。

今回の旅に限らず、 お金を使うべきは
・経験のため
・時間のため
・健康のため
・大切な人のため
とこの4種類くらいしかないなと決めて、 これらには躊躇なくお金を使うようにしました。

ある先輩から「お金がなくなっていく人は見栄にお金を使う人だ。 見栄にお金を使うと湯水のようになくなっていく。 一方で贅沢にはお金を使った方がいい。 贅沢をすると自分が高まるし、 本当にいいものは何か?がわかって自分の仕事のセンスが磨かれる」と言われたことも影響を受けています。

見栄にはお金を使わない。 贅沢にお金を使う。


スペインのカナリア諸島のリッツカールトン
おそらくこんなふざけた格好で泊まりに来た人
史上初なんじゃないかと思う笑




見た目に関しては一切気にせず同じ服を3日着続けることも珍しくないくらい無頓着で、 仕事をしていた頃は先輩に「見た目にもっと気を使え」と叱られるくらいでしたが、 良いものを食べたり、 人に会うためだけに日帰りで国境越えたりすることもしました。

また旅をしていて予算を聞かれることが割と何回もあったのですが「え、 そんなに使ってるんですか!?」 という反応と 「それくらいはかかるよね」 という反応の2パターンが如実に分かれました。

稼いでいる人は稼いでいるし、 日本に来て1週間で1000万円使う中国人 のニュースをこないだ記事でみたんですが、 実際そういう日本人もいるわけです。 お金を持っている人はとんでもなく持っていることを痛感しました。

「資産」という言葉がありますが、 資産とは何か?というと僕は「自分が裸になって無一文になった時に残っているもの全て」 と定義しています。 この定義で言うとお金も物も貯金も資産ではありません。 知識、 スキル、 信頼関係、 健康 あたりが資産になるわけです。

豊かな資産を持っていると精神が安定することに気づきました。 お金や物に執着しているといつまで経ってもお金が減ったらどうしよう、 、 と思ってしまいますが、 知識やスキルや信頼関係は 1 度手に入れるとなかなか無くなりません。 資産の定義を変えてみたらお金がなくなる不安などはなくなりました。

余談ですが、 無職になった時に毎月どれくらい稼ぐ自信はありますか?と聞かれたことがあります。 面白くて僕も周りの人に何人か聞いてみたんですが、 みんな根拠ないのに「10 万円」「30万円」「100万円」「500万円」となんか明確な数字を答えてくれます。 この金額がその人にとっての収入のコンフォートゾーンです。 このコンフォートゾーンがある程度の額あれば人生安泰だろうなと思います。

僕の場合は 20 代で仕事しまくったおかげでこの質問の回答が 200 万円くらいにはなりま した。 根拠はないんですが、 お金なくなっても働いたら月200万円くらいは稼げるだろうと謎の自信でイメージできるようになったので、 今回貯金を全て使って旅できた気がします。

結局節約する力よりも稼ぐ力の方が一生ものだし人生において優先度高いなと思います。 結局、 2250万円何に使ったの?という話ですが内訳はこんな感じでした。

世界一周航空券は出国前に買いました
旅の途中まで使ったお金しかカウントしておらず
用途のわからないお金が500万ほどあります笑
おそらく食費と宿泊費と交通費がほとんどです




・ 1 年 2 人旅して夫婦関係はどうなったの?

1年間夫婦2人で世界中を旅しました。
正直物心ついてから家族含めてここまでの時間一緒 に他人と過ごしたのは初めてでした。
たまに別行動していたのですが、 ほぼ24時間365日一緒にいるわけです。 保育園児ですら親とここまで一緒にいません笑

当然喧嘩もするわけですが、 喧嘩はお互いの価値観の違いというものも当然あるのです が、 それよりも影響が大きかったのは自分の機嫌でした。 何日かお風呂に入れなかったり、 ぼったくられたり、 騙されたり、 治安が悪いところにい たり、 不味いご飯が続くとそれぞれ機嫌が悪くなっていきます。 喧嘩の原因は本当にしょうもないことなのですが、 言い争いになるのはストレスが溜まっている時でした。

いい夫婦関係のためにはお互い自分自身をご機嫌に保つことこそが最大の優先順位で、 だからこそ睡眠時間や体調管理により一層気を使うようになりました。

あとは 1 年間ずっと過ごして得たことは 「まぁいいか」 と思っていることですら寝る前には会話して寝ることの重要性です。

なんとなく態度が気になる、 なんとなく言い方に違和感がある、 など他人同士ですから一緒に過ごしているとお互いに思うことがあります。エジプトで出会った夫婦に教えてもらったことなのですが、 気になったことがあるまま寝ないようにすることこそが良好な夫婦関係の秘訣だと確信しました。

1週間で250kmサハラ砂漠を走るマラソンで
知り合ったランナー仲間と3年ぶりの再会の食事
夫婦円満の秘訣を聞いた


また普通に生活していたら夫婦で喧嘩しても仕事があったり、 用事があって、「また後で話そう。行ってくる!」 と喧嘩を中断せざるを得ない行事が発生しますが旅をしていると常に一緒のスケジュールなので逃げ場がありません。

1 度喧嘩が勃発したら解決するまで話し合うしかありませんでした。 正直お互いしんどかったですが、 お互いの価値観や思考の癖などについてだいぶ相互理解が進みました。

個人的には、 仕事ばかりの自分からの脱却が少しだけ進んだ気がします。 旅前の僕は仕事人間で、 奥さんとデートするときも仕事の話を基本的にするし、 携帯が気になって、 ご飯食べている時も適宜仕事のメールを返したり、 、 ということが日常だったんですが、 旅をして仕事の量がグッと減り、 空の青さを一緒に楽しんだり、 風の心地よさを一緒に楽しむ時間を通じて、 仕事ばかりで夫婦の時間がいかに少なかったのかに気づきました。
(さて、 これが帰国後も継続できるのかw)

・確立した3つの旅のスタイル

旅をする中で3つの旅スタイルを確立したので紹介します。 人によって好きなスタイルが違うと思うのですが、 僕らはこの3つのスタイルを組み合わせることによって1年間の旅 を満喫しました。

①旅行スタイル
最も一般的な「旅行」と聞いてイメージする通りのスタイルです。 現地のご飯を食べて、 現地人と交流して、 観光地と呼ばれる大自然の絶景や歴史的な建造物に触れたり博物館に行くなどです。

現地に行かなければ感じられないことを感じられるし、 記事で知識を得るよりも圧倒的な情報量を得られます。 また、 好奇心が刺激され、 なぜこの国はこうなのか? と議論したり調べたりすることは学習の楽しさを存分に感じられました。 また日本との違 いを体験することで、 「日本のこういうところおかしくない?」 であったり、 「当たり前だと 思っていたけれど、 日本のこういうところ本当に素晴らしいよな」と日本に対する理解がかなり深まりました。

怖くて心臓バクバクしている




②旅スタイル
旅行と旅を区別しています。

旅行;自ら目的をあらかじめ設計してスケジュールを組み、 スケジュールに沿って現地を観光すること

旅;特に目的を決めずに、 現地で出会った人から教えてもらったことをやるとか、 なんとなくここに行ってみようなど気分で行動すること

と個人的に分けているのですが、 旅スタイルだと思ってもない出会いがあります。
散歩してみたら穴場スポットを見つけられたこと、 なんとなく目の前にあったホテルに泊まってみたらとんでもないホテルだったこと、 たまたまご飯屋さんで出会った人と一緒に観光に行くことになったことなどまさに想い出ができました。

やはり人生想定外なことにこそ価値があるんだなと思わされます。
また、 この旅スタイルの中でかなり面白かったのが現地在住の人にアポをとって会いに行 くことです。
僕らはインスタや X (ツイッター)で行く都市に住んでいる人を探して個別に DM を送り、 ご飯行きませんか?お茶しませんか?と連絡していました。 やはり旅人と在住の人ではその国に対しての理解度が全然レベル違くて、 住んでいるからこその観点でのリアルな話は超絶刺激的でしたし、 学びが深まりました。 DMを送ったところ8割の人が返信をくださり、 大体5割くらいの率で会うことができました。

営業活動なんかに比べたら圧倒的な反応率で全く苦じゃなく、 むしろその人のSNSを見るのが楽しめたのでおすすめです。

3 泊 4日くらいの旅でもこの現地在住の方に会いに行く活動は今後もしていきたいなと思えるほど刺激的でした。                

現地企業訪問させてもらい
ランチをご一緒することも


③ビジネススタイル
日本だけではなく海外でも仕事がしたいな、 外貨を稼ぎたいなという意図があり、 いろんな国に行って 「これってビジネスになるんじゃないか?」 と会話しました。 実際にヒントを得て事業の立ち上げに着手したものもありますし、 実際に事業として売り上げを立てたこともありました。

インド人の死生観を知って終活ビジネスを立ち上げようとしたり
ヨーロッパでのお土産やさんを回って、 日本でも売れそうなものを見つけ物販事業を立ち上げたり
途上国のスラムの人とビジネスを立ち上げようと何人かで会社を立ち上げたり (登記手続き中)
フィンランドのサンタ村ではサンタさんからの動画と手紙というサービスを思い立ち、 実際に20 万円弱の売上を達成しました。

他にもいくつか旅をしながらこれいけるかも!というアイデアを得られたので、 ただ観光で楽しむというよりかは仕事につなげるという意図を持つと見る視点も変わり楽しめまし た。


サンタさんに会いにいって日本の子どもたちからの質問をサンタさんにして動画をプレゼントしました笑




僕らは①と③という観点で最初いろんな国をまわっていたんですが、 ヨーロッパをずっと旅していると①にだんだん飽きてきて②のスタイルを増やしました。 旅のスタイルは多分人によっても好き嫌いが分かれるし、 おそらく同じ人でも年齢によって変わるものだと思います。

ただ観光だー!となるよりも 「今の自分にとって最も楽しい旅ってどんな旅なんだろう?」 と考えられるとさらに充実した旅になりそうです。

・旅を経てこれからどうするか

僕は 「旅するように生きていきたい!」 と大学生の頃に理想を掲げて自分なりに考えて人生設計してきました。
ところが実際に旅をしながら1年間過ごしてみると、 さらに「ここはちょっと違う」「これもっとやりたい!」 と理想の人生像がアップデートされました。

旅こそが自分の幸せだ!くらいに思っていたのですが、 途中旅を心から楽しめていない自分がいた時期もありましたし、 そんな自分に気づかないふりをしたりしていました。


理想の人生を描くことは有意義ですが、 昔決めた理想の人生が果たして今の自分にとって本当の理想なのか?というと疑問が生まれることは大いにあると思います。
僕の場合、 昔決めた自分の夢や理想に縛られて自分の幸福度を下げることがありました。 昔決めたことだから!これが僕の夢だから!ともっとより良い生き方があるのに、 変なプ ライドで昔の理想を追いかけ続けることは愚かだなと気づきました。

理想を掲げつつ、 定期的に立ち止まって、 本当に自分の理想ってどこなのだろうか?と考え直す機会は人生で必要だなと感じた 1 年間でした。

やはり旅の醍醐味のひとつは圧倒的な内省の時間があることです。 旅先で自分を探すなんておかしな話ですが、 確実に旅先で自分に気づくことができます。 自分探しではなく自分気づきの旅です。

今回の 1 年間の内省を踏まえて
・ 1 年間に 4 回ほど海外を旅したい (1 回の旅で 1-2 ヶ月ほど旅したい)
・多拠点で生活をしたい
・年齢やライフステージに合わせて住む場所を変えていきたい

など旅前では考えたこともないような理想を思い描くことができました。

ちなみにエベレストもベースキャンプまで登った
奥さんは人生初登山エベレスト笑

これもまた、 生きていく中で変わるかもしれませんし、 現時点でどうやったら実現できるか分からないようないろんな問題やできない理由があるのですがどうにかこうにかしてまた試行錯誤しながら毎日を楽しんでいけたらなと思います。

ということで、 直近しばらくは日本でいろんな仕事を行って、 毎季節ごとに行きたい海外に行く人生を歩んでいくつもりです。
まずは現在、 ほぼ無職という状態ですから懸命に働きます。

お仕事の話はもちろん、 ただ単に旅の話をしたい!でも僕はスケジュールガラ空きですので、 ぜひこの記事を読んでご興味持った方お話させてください!

きっかけとなれるようにプロフィールを最後にまとめておきます。

 <役に立てること・解決できる課題など >
□思っているよりも事業が伸びていない組織の事業成長を促進させること (事業フェースでいう 10→100 のフェーズが得意です )→ 組織コーチング
□営業マンのパフォーマンスを上げたい / 強い営業組織をつくりたい → 営業コンサルティング
□プレイヤーとしてパフォーマンスが高い人がマネージャーとしてあまり機能していない→ マネージャー育成
□誰でもできる業務を手っ取り早く誰かに外注したい → オンライン事務代行
□自分で考えて行動する子どもへの教育をしたい → 子どもコーチング
□渋谷でイベントがしたい!→ 渋谷レンタルスペース運営
□インバウンド旅行客に対してお土産を置きたい → インバウンドお土産の卸事業
□セミナーや講演をしてほしい

以上、 ご覧の通り多動症でいろんなことに手を出しているので、 上記のキーワードにピンときた方はもちろん、 とりあえず話してみたい!という方はX(twitter)もしくはインスタグラムで DM をください!



Note もこれからも好き勝手に更新していくのでフォローしていただけると嬉しいです! ここまで読んでくださりありがとうございました!

最後に旅のお気に入りな写真を連打します笑

モルディブのリッツカールトンの部屋からの景色
タンザニアではジンベエザメと泳いだ
ナミブ砂漠にて
年越しはブラジルのリオで
夢だった南極ツアーも満喫
グアテマラではこの絶景を
イエローナイフでは圧巻のオーロラ
ど定番のサントリーニ島も
アイスランドではレンタカー水没
どうしても行きたくてウクライナ行ってリアルを見てきました
チリの秘境マーブルカテドラル

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