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初心者の読書感想文チャレンジ19 銀河鉄道の夜

こんにちは。
生きる狂犬です。

「初心者の読書感想文チャレンジ」として19冊目に選んだのは、宮沢賢治の銀河鉄道の夜です。

1924年頃から執筆され、宮沢賢治の死後、刊行された作品です。


ずっと読みたかった作品でしたが、今回読むタイミングが出来てよかったです❗️


今回も、素晴らしい読書体験になりました!

なお、ネタバレしております‼️

新潮文庫

■あらすじ

銀河のお祭りの夜、主人公のジョバンニは、お母さんのために牛乳をもらいに街へでる。

その途中、いつのまにか、銀河を走る鉄道に乗り込んでしまう。

そこには、友人のカムパネルラもおり、二人の列車の旅が始まる。

■感想

予想を超えて面白い作品だった。

素晴らしかった❗️

スケールがデカい‼️

世界観が確立している。

夢の世界にいるようだった。


有名な作品であり、他の様々な作品にも影響を与えたというが、たしかに、納得出来る。

宮沢賢治、凄かった。


情景が幻想的。

これは、読者ひとりひとりのイメージに委ねられているが、とにかく不思議の世界に没入していく。


一番良かったのは、ちゃんとラストで現実世界に戻ってくるところだ。

夢オチじゃないのが、とても良かった。

途中、物語はぶっ飛んでいるが、ひとつの物語として、スッキリしている。

とても分かりやすくまとまっている。


たしかに難解だが、ハマる人にはハマる作品だろう。
中毒性がある。

■他人のために祈る

哲学的な感じが良かった。

はっきりいってよく分からないのだけれど、主人公は、他人の為に心を痛める場面が何度かあ
る。

他人のために何かしなくてはいけないとう、強い信念のようなものが、当たり前にあるようだ。

それが、新鮮で面白かった。


私の場合は、なかなか他人の為に何かしてあげたいというと思う余裕がなくなっている。

自分の事で精一杯である。

他人のために祈るという発想自体がまるで無い。

このことは、良い気付きとなった。

■おわりに

いっとき、時間を忘れました。

宮沢賢治の他の作品も読みたくなりました❗️

5段階評価で
●読みやすさ  ★★★
●熱中度    ★★★★
●世界観    ★★★★★






以上です❗️

読めば読むほど、読書の沼にハマっていきますね❗️

難しい本も読んでみたい・・・💦
なかなか、その勇気がない😱

ゆっくり進めていきます🔥


ここまで読んでいただき、ありがとうございました‼️

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