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一つ一つの言葉が響く坂村真民さんの詩

❝真民さん、やっぱリ大好き❞


坂村真民さん、ご存じの方は多いと思いますが、
この方の詩は心に響く言葉で彩られていると思います。

私は詩集というものを手元に置いて味わう人ではないので
時に出会ういろんな人の詩を愉しみます。

そして昨日出会ったのがコレ。     

「こころ」



  こころを持って生まれてきた

  これほど尊いものがあろうか



  そしてこのこころを悪く使う

  これほど相すまぬことがあろうか



  一番大事なことは

  このこころに

  花を咲かせること



  小さい花でもいい

  自分の花を咲かせて

  仏さまの前に持ってゆくことだ

『坂村真民 一日一言』坂村真民 著 

以前にも出会っていたかもしれないけれど
何度出会っても心をノックするので 
読み過ごすことができなかった詩です。

あるだけで「尊い」、
悪く使うと「相すまぬ」と日常のこころを表現し、
最後の「仏様の前に持ってゆく」では
なぜか心の曇りが晴れていくような気持になりました。

そうなんだ、最後にあの世に持っていけるものは
「こころ」だけ。

相すまぬこころを持ってゆくのか
尊いこころを持ってゆくのか、
これは日ごろからのこころの使い方や育て方で決まるんだな。

こころは見ることができないので、
私の心がどんなふうに育っているのか分からないです。

まだこの世にいるということは、
まだ花を咲かせていないということなのかな。

可能性を秘めた残りの人生のこころを尊いものに育てなくっちゃ😊
と思わせてくれる詩。

必要な時に必要なものと出会わせてくれるんだなぁ🤗


❝真民さん、やっぱリ大好き❞


今日は日曜日。尊い一日でありますように💖



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