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介護はある日突然に@成年後見人申立への道④結果発表!編
鹿児島に住んでいる義母の認知症での保護入院をきっかけに、実家掃除&介護手続き…からの後見人申立準備に追われた夫婦の日々を綴っています。
前回のおはなしはこちら
成年後見人申立の中での関係を説明すると
義母:被後見人(本人)
夫:申立人 兼 成年後見人候補者
私:夫をサポートする事務方
【家庭裁判所での面談】
家庭裁判所での面談は、裁判官とではなく書記官(だと思う…)の方と個別に1時間ほど話をする。
後見人についてのビデオを事前に視聴するように言われていたので、後見人についての役割を理解してるか?などを確認したり、提出した書類の中での疑問点を確認されたようだ(夫談)
我が家のケースでは、義母の入院費を兄弟で立て替えていて、いずれかは精算したい旨を収支報告書の中に記載していたので、その点を聞かれた。
精算する事については、あまり詳しく理由を書いていないので、見る人によっては、「立替金を精算したい為に後見人の申立をしたい」と判断されとしまうかもしれません。言われた。
精算は、今後義母が問題なく入院・療養生活を送れると判断できる額の銀行残高があった場合の事で、いずれ特養に移れる時にも費用がかかると思うので、すぐに精算をしたいと考えている訳ではない。
後見人が決まってから、実は立替金がある…と後出しで言うよりは、現時点の事を正直に報告した方が良いと思って記載した事を言ったら、
その事について細く説明をする調書を作りましょう!と調書を作成して下さった。
調書というと、取調べ?容疑者?って思い浮かべちゃうけど、
調書【ちょうしょ】
1 調べた事実を記した文書。調査書。
調書を作って下さった事で、自分達が作成した書類にも心強い後押しが加わった気がする。
持参したファイルの書類を見せながら、話をしていたら、きちんと書類を整理されていますね!とお褒めの言葉をいただいたそうだ。(夫談)
ふふふ、整理を担当した事務方(私)嬉しい。
まぁ、後見人の審判材料にはならないと思うけど、申立に向き合う自分達の姿勢を見てもらえたら嬉しいな。
やれることはやったので、
後は審判を待つばかり!
【結果発表!】
面談から2週間後
家庭裁判所から封書が届いた。
むむ、厚みがある…
この厚みが合否結果を意味する事を
大学受験で嫌ってほど味わった。
厚みがあるってことは
書類がたくさん入ってるって事で…
あ〜早く開けたい!
でも夫は外出中!
早く帰ってこーい。
*
夫の帰りを待つ間
頭の中ではドラムロールが
鳴り響く
ドュルドュルドュルドュル🥁
夫が仕事先からようやく帰り
封書を開封…
ドュルドュルドュルドュル🥁
あぁ浜ちゃんに言ってもらいたい
結果発表〜!
じゃん!
『令和6年(家)第〇〇号
後見開始の審判事件
本件について当裁判所は、その申立を相当と認め次のとおり審判する。
主文
1.本人について後見を開始する
2.本人の成年後見人として申立人を選任する
3.手続き費用は申立人の負担とする』
申立人は夫なので・・・
夫が成年後見人に決まったって事だよね?
だよね?
間違いないよね?
・・・
・・・
・・・
やったぁぁぁ〜!
と夫と二人でガッツポーズ!
あああ、とりあえずほっとした。
けど、さあこれからが本番だ。
審判が決まったのが2024年4月の中旬。
そこから1ヶ月以内に義母の正確な収支報告書を作成しなければならない。
間にゴールデンウィークがあり、手続きに行きたい銀行・官公庁がお休みに入ってしまう為に、動ける時間が短い!
今まで以上に、ハードな1ヶ月を過ごすことになるのだけど・・・
それはまた次へと続く。
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