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指から手首にかけてのセルフチェック

こんにちはikesです。

前回の記事では、指から手首にかけてのセルフチェックを書かせて頂きました。今回は、セルフチェック(状態確認)の方法について書かせて頂きます。

前回は、主に手首から指にかけてついている大きな筋肉に対するセルフケアを中心にご紹介しました。今回は、手の平の中にある小さな筋肉に対するセルフケア・手首のセルフチェックをご紹介します。普段の中でも出来ると思いますので、参考にして頂ければ幸いです。

指のセルフチェック

まずは、手のひらを自分の方に向けて下さい。そこで、しっかりと指を開いてみましょう。普段から指を握るような作業が多い方は、指を開く際に手のひらが突っ張るように感じられるかもしれません。そこでチェックポイントとしては、親指の腹の部分がしっかり自分の方に向いているかどうかです。親指を自分の方に向くようにするためには、親指の付け根の水かき部分を90°に開くようにすることがコツになります。しっかりと指が開けると野球のグローブのように手のひらの真ん中が少しくぼんできます。日常生活の中で、あまり指を開くような場面は少ないと思います。開きにくい場合は、親指の付け根の筋肉のところを軽くマッサージすると開きやすくなると思います。

note 指画像のコピー

手首のセルフチェック

手首は、よく腱鞘炎(けんしょうえん)になりやすい部位であり、その多くの原因が使いすぎであると言われています。その場合、日常生活の中で手首を使わないという選択はそう簡単ではないと思います。包丁を使うとき、車の運転、デスクワークなど様々な場面で手首は使っています。その手首の状態をチェックする方法として手首のしわのチェックが有効だと思っています。腱鞘炎を治療するための方法ではなく、痛みが出ないように予防する方法になります。

先ほどの指の開きと同様に手のひらを自分に見えるようにして下さい。軽く手首を手前に動かし、手首のしわのラインをチェックして下さい。手首の動き方によっては、小指側にしわが寄りやすい方がいます。その状態が全て悪いわけではありませんが、しわができる部分は、関節の動きが多く生じているという事も言えます。裏を返すと、関節の動きが多くなっているということはその関節に負担がかかりやすくなっているため、将来的には関節の負担が増えることで痛みが生じたりする可能性があると言えます。しわをチェックしてからの修正方法としては、自分で親指と小指側が同じようにしわが寄るように小さく手首を動かす運動がオススメです。運動量としては低負荷で十分ですので、軽めの動きを10〜20回程度で大丈夫です。正しい位置で関節運動を行うことで筋肉も正しい動きが再学習され、しわも徐々に戻ってきます。

note 手関節 動き

前回に引き続き、指から手首に関するセルフチェックの方法を提示させていただきました。記事の中にも書きましたが、上記の方法は痛みを取るための方法ではなく、あくまでご自身の現状のチェックとしての方法としてご紹介させていただきました。

これからも出来るだけ簡単なセルフケア・セルフチェックを行うことで、セルフコンディショニングを行えるような発信を続けて行きます。よろしくお願いいたします。最後までお読みいただきありがとうございました。

Ikes

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ikes
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