「好奇心を辿る」
俺が大事にしている考え方や行動、
要は自分なりの哲学はいくつかあるんだけどその中でも
好奇心
はかなり大事にしている。
ほんと、好奇心を辿ってきたおかげで人生が楽しくなったと言っても過言じゃない。
その時にやりたいと思ったことをやるって楽しいんだよ。
その時にやりたいと思ったらやらない言い訳に押しつぶされないでやればいいんだよ。
俺はやりたいことをやった後に言語化をしているんだけど結構オススメする。
そうすることで自分が何に好奇心を持つ傾向があるのか、逆に何に関心を持たないのかがわかるからね。
つまり、自分を知れるんだ。
よく自分探しとか言って旅に出るやつがいるけど、そんな事しないでも感性を言語化したほうが自分を知れるんだよね。
俺が好奇心を大事にしようと思ったきっかけはいくつかあるけど、大きいきっかけは消防職員を辞めたことだろう。
何回かnoteで投稿したことあるけど、消防職員を辞めた理由は大雑把に書くとつまらなかったからだ。
もちろん、他の理由もあるけどつまらないという理由が一番大きい。
高校卒業後に1年勉強して消防職員として働き始めたから、他の業種業界は全然知らなかった。(バイトはいくつかしたことあったけど。)
だから、もっと面白い楽しい仕事はないかと思い消防職員を辞めた後はバイトをいくつも始めた。
全く続かなかった仕事もあったけど、とにかくやったことがない仕事に絞って選んでいたらいつの間にか17種類の仕事を経験してきた。
これも全部好奇心を辿ってきたおかげだ。
これだけ仕事を変えていると、
「何か自分に合ったやりたいことを探しているの?」と聞かれるんだけど
やりたいことなんて全然探していない。笑
好奇心を辿ってやったことないことをやっているだけだ。
っていうか、やりたいことなんて探して見つかるわけがない。
やりたいことっていうのは探すものじゃなくて出会うものだ。
じゃあ、なんで好奇心を辿っているのか?と聞かれたら
それは単純に楽しいからだろう。
好奇心をそそられて知らない世界を知ることで、自分の知っている世界が広がる。
俺はこれが楽しいし気持ちがいいんだ。
しかも好奇心を辿った結果、人でも本でも映画でも音楽でも言葉でも
偶然、超イイものに出会った時は最高だ。
ほんと、好奇心を辿るだけで人生は楽しくなるよ。
でも、インターネットが発達しまくった現代社会全体を見ると
大事な好奇心を殺されているように感じる。
フィルターバブルって言葉があるように、自分が検索したり購入した履歴から勝手に自分が好むようなものしか表示しなくなっているんだ。
これは一見便利と思うかもしれないけど、コンピューターが勝手におすすめを提示してくるだけなんだから自分の好奇心とは関係がない。
そういった、自分好みの既知の世界に閉じ込められると好奇心がなくなるのは当たり前のこと。
だって、好奇心って知らない世界(既知の外)にしか湧かないでしょ。
既知の世界に閉じ込められ好奇心がなくなると、
既知の外にいる世界を受け入れられなくなる可能性が高いんじゃないかなと感じている。
外に出る意欲がなく、内の世界が安心安全だと思っているからね。
ということは、偶然を生む可能性もかなり低いんだから
俺みたいな凡人が何か一発当てようと思っても厳しいんだ。
俺みたいな凡人が何か結果を出すには運も絶対的に必要なんだ。
だって、実力がない凡人なんだからね。
で、運なんて偶然でしか巡ってこないでしょ。
だったら、偶然を起こせるように行動していくしかないんだ。
その時に既知内(知っている世界)に留まっていたらダメなんだよ。
積極的に既知外(知らない世界)に出て触れていかないと偶然なんか起こせないんだ。
既知外に出て偶然を起こすには
好奇心を大事にしてそれを辿っていかないといけない。
俺の大好きなGLIM SPANKYが「ワイルド・サイドを行け」でも歌っていたけど
みんなマジでもっと