「決めて断て。」
人生は重要な選択肢の連続だ。
毎日毎日、朝起きてから夜寝るまで様々な選択肢があり選び続けている。
あんまり信憑性がないところからの情報だけど、
なんでも人は1日に9000回以上は選択をしているんだそう。
俺が「重要な」と書いたのは、小さな選択もそれが習慣になれば人生が変わるくらいの大きな選択になると思っているからだ。
何気ない選択肢も重要なものだったりする。
例えば、
毎日風呂に入るとか歯を磨くとかは小さな選択が習慣になっているパターン。
入る入らない、磨く磨かないの選択肢の中で毎日入る・磨くを選び習慣にしている。
これを習慣にできないと不快な印象を与えたり病気になりかねない。
そうなってしまうと人生は良いも悪くも変わってしまう。
ただ、俺は選択より決断と思って物事を選んだほうが良いんじゃないかと思っている。
そっちの方が、グダグダ後悔しないし力の入れどころが違うかなと感じている。
選択って意識だと選ぶことに力を入れてしまうんだよね。
決断って意識だと決めて断つんだから選んだ後が大事だと思える。
当たり前な事だけど、選ぶことより選んだ後の方が大事なんだよ。
もっというと、何を選ぶかなんてどっちでもいいしどうでもいいんだよ。
選んだ後にどんな行動をするのか。決断したものをどう正解に持っていくのかが大事なんだ。
「あっちの方にしておけば良かった。」と思う後悔を無くすのは難しいかもしれないけど、後悔したところでしょうがないでしょ。
だったら、決断したものを突き進むだけ。
突然だけど、俺は今年「実験」というテーマを持って過ごしている。
それは自分や全体を客観的に観れるように・物事に期待しないようになるためのマインド作りでもあるんだけど、
実験ということで今までとは全く違う決断をしたり、違う行動を取ることがある。
そうなるとどうなるのか?も実験の一つだからだ。
ただ、今までとは全く違う決断し行動を取ることは気が引けるときがある。笑
そんな時に選択と決断の違いを強く意識することができる。
例えば、
去年までは仕事でもプライベートでもお誘いをいただいた時は何でも「YES」と答えていた。
実際、なんでも「YES」と答えれば結構面白いし視野は広がるなと感じている。
ただ、去年までの「YES」は決断という意識がなかった。
軽い気持ちの「YES」だったから、コミットや覚悟はなかった。
(別に軽い気持ちの「YES」は悪いこととは思わない。)
そして、今年は実験でとりあえず「NO」と答えるようにしている。
今は注力したいものがハッキリしているんだけど、
「NO」と答えるとその注力したいものに尚更力を入れれるなと感じている。
それは決断という意識が持てているからだ。
「NO」と決断したからには今注力したいものをやるしかないと覚悟が持てるんだ。
「YES」と一度言ったら、「あ、すいませんやっぱNOで。」なんて言うのはありえないわけ。
「YES」から「やっぱりNO」に変わったら相手に対しても失礼になるしね。
当たり前じゃんと思うかもしれないけど、多くの人は結構やってると思うよ。
中途半端な選択は覚悟もできないから後悔しがちになるんだ。
選択じゃなくて、決断することで後悔をせず選んだ後に力を入れることができる。
YESはYES。NOはNOだ。