「獲りいけ、奪われるな。」
3日連続「第三の波」について書いたけど今日で最後。
俺はこの本にかなり刺激を貰い、たくさんnoteのネタにできて良かった。笑
現代に生きる人間にとってかなり重要なポイントがたくさん書かれているからぜひ読んでもらいたい。
では、本題。
第三の波の文明にとってもっとも基本的で決して尽きることのない資源があるという。
それが、情報と想像力だ。
この2つによって今日の限りある資源に取って代わるものが発見されるであろうという。
情報がかつてないほど重要になるに従って
教育の立て直し
科学の再定義
が行われる。
そして、なにより重要なことがメディアの再編成だ。
今まで多くの人にとっての情報源は、テレビ・新聞がメインだった。
メインというよりこれしか無いという状態だった。
情報源がこれしかない社会では権力者がマス(大衆)をコントロールするなんて簡単だ。
権力者がテレビ・新聞を牛耳って、都合の良いように情報を流せば良いんだからね。
だけど、第三の波の文明では少数のメディアによる支配はなくなる。
つまり、誰でも色んなところから情報を得れるようになるんだ。
その結果、非マス化(脱大衆化)が行われ多様性が生まれる。
これは、現代でもかなりリンクできることだ。
ネットが発達したことにより、現代は誰でも簡単に情報を得れる社会になった。
ググレカスって言葉が生まれるくらいググれば何でも知れる社会になった。
テレビ離れ・新聞離れのニュースをたまに見かけるけど当たり前だろう。
自分が観たい番組はアマゾンプライムやHulu、Netflixで観る。
もっというと、番組を作りたかったらYou Tubeで無料で作れてしまう。
ニュースだってネットからいくらでも観れる。
日本のニュースサイトだけじゃなく、海外のニュースサイトだって簡単に観れるから情報の内容や伝え方の違いを知れる。
まさに、非マス化だ。
だから多様性が生まれるのは当然といえば当然のことで、多様性を受け入れる器を自分が持つべきなんだ。
ただ、非マス化が進み情報を得れる社会になってはいるけど、自分から情報をどんどん得ようとしている人は少ないんじゃないかなと思っている。
簡単に情報が得れる分、それに頼りすぎているんだ。
ネットではウソを含んだ色んな情報が垂れ流され拡散されているにも関わらず深堀り・調べ・知ろうとはしない。
それじゃダメだよね。
ダメというか、それは第三の波の資源である情報では無いよね。
どこからでも簡単に情報が得れるなら、もっと知るべき、もっと調べるべきだ。
本を読んだり、言葉を調べたり、主体的になることが尽きることのない資源である情報を得るってことだ。
情報格差と言われているくらい情報は大切だ。
知っていると知らないとではライフスタイルの差が出るほど。
社会的影響力のある人と俺みたいな凡人では得ている情報が違うわけ。
それは、人脈が違うんだから当然だ。
だから、どうしたって情報に差が出ることはしょうがない。
だけど、凡人なら凡人なりの情報の取り方をしないといけない。
それが上述しているように主体的になることだ。
垂れ流されたものは情報じゃないよ。
自分から獲りにいけよ。
それと想像力。
想像力を付けれるようなコンテンツはたくさんあるし、それも簡単に得れるようになったんだからたくさん触れるべし。
クリエイティブになりたければクリエイティブなモノ・人に触れ続けるんだ。
特に映画・SF小説・美術館は感性を高められるもの。
想像力を付けやすくはなっているけど、想像力を奪われるものがある。
それが産業社会的な生き方・働き方・考え方だ。
満員電車に乗って9時〜17時まで働くなんか全然クリエイティブじゃないから。
それは産業社会最盛期の労働者の働き方なだけであって、今はとっくにピークがすぎ次の時代に向かっている。
その生活をしているだけで想像力が奪われていると言ってもいい。
まずそこを変えないと時代に取り残されて終わってしまうだろう。
現状維持は衰退と同じ。
どんどん変えろ。
多様性を持て。
自分から学べ。
想像力を奪われるな。
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