「やりたいことの探し方。」
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では、本題。
映画・「デヴィッド・ボウイ 最後の5年間」を観た。
世界ツアー中に倒れこのまま引退すると思われたけど、突然音楽制作に乗り出し、最後に2枚のアルバムを制作したデビッド・ボウイ。
そんな彼が亡くなるまでの5年間を追ったドキュメンタリー映画。
晩年は取材をさけていたから彼がインタビューに答えているシーンは少ないんだけど、それでも偉大な才能・偉大な生き様を知ることができる良い映画だった。
印象に残っている彼の発言はいくつかあったんだけど、その中でも
と語っていたことに驚いた。
なんで驚いたかというと、
彼みたいな天才的なアーティストは、最初からやりたことがブレずにハッキリしていると思っていたからだ。
でも彼も多くの人と同じように最初は探していたんだ。
そのことに驚いた。
そして、この発言こそやりたいことの探し方だと思うんだよね。
というか、もしやりたいことを探したかったらこれしかないだろう。
その探し方とは、とにかく思いつくことをぜんぶ試してみること。
ちょっとでも興味が湧いたものに手を出してみるんだ。
それを繰り返しやっているうちに、「あ、なんかこれかもしれない」と思うものに出会える。
正社員という枠に縛られず、
アルバイトでも派遣・契約社員でもいいからとにかく興味が出たジャンル、やったことないジャンルの職業に挑戦してみるのは全然アリ。
たとえ「なんか違うな」の繰り返しでも、アナタの経験値は大幅に上がっている。
それに、試すものは「職業」というジャンルに縛られる必要はない。
読書を読んでみようかなと思ったら読んでみればいいし、
映画を観ようかなと思ったら観ればいいし、
バンジージャンプしようかなと思ったら飛べばいいんだ。
一見やりたいこと探しと結びつかないようなものにこそ、ヒントが隠れてたりするものだ。
しかもこのやりたいことの探し方って、実は、できることの探し方でもあるんだ。
俺的には、やりたいことよりできることを見つけた方がいいと思っている。
できることを見つけて、できることをひたすら磨いた先に結果が出てきて、
新たな世界としてやりたいことが出てくるんじゃないかと思っているからね。
できること探しのやり方は、やりたいこと探しと同じで「とにかく手を出せ」ってことなんだけど、見るべきポイントは違う。
いろんな仕事に挑戦しているなら、「仕事のジャンル」を考えるんじゃなくてもっと細かい「作業」を見て、できるかどうか?を判断すればいい。
たとえば、レストランホールの仕事。
もし、この仕事を「なんか違うな」と思ってもそれはホール仕事がダメなだけで、「人と接する」ことは楽しくできるかもしれない。気遣いは得意かもしれない。
だから、他のサービス業で自分に合う環境が見つかるかもしれないし、
もしかしたら、営業で才能を開花させるかもしれない。
こんな感じで、「仕事のジャンル」じゃなくて「作業」を細かく分解すると、自分はなにができるのか?が見えてくる。
それに、読書や映画やバンジージャンプだって自分がそれをできると知ることは超大事なんだよね。
自分は本を読める、映画を観れると知れば、ひたすらインプットに注力すると新たな道が拓けるかもしれない。
バンジージャンプができる、それもまったくビビらずに飛べるんだと知れば、自分が思っている以上に勇気があるということだ。それをどう活かすかは自分次第だけどね。笑
とにかく、あのデビッド・ボウイだってやりたいことを探すために色々試しまくったんだ。
自分が動かないだけ・動く量が少ないくせに、やりたいことがない・できることがわからないとかほざくなよ。