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「勝率が高い方を。」
今日のブログはこちら!
許すということは、強さの証。
許せる人間とはどんな人間かを知りたかったら読んでみて!
では、本題。
森岡毅著・「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」を読んだ。
USJ低迷期から一気にV字回復をさせた超一流のマーケターが書いたこの本は、頭の中に埋まっているアイディアを呼び起こす方法を知ることができる。
この著者の本は二冊目なんだけど、本当に勉強になる。
マーケティングが専門じゃなくても、数字に弱くても、結果が欲しい人にはマジでオススメ。
上述したようにこの本は、「USJを復活させた男のアイディア発想法」が書かれているんだけど、何より重要なのが勝率を考えていることだ。
つまりシンプルに、勝率が高いことをやり、低いものはやらないということ。
アイディア発想法うんぬんの前に、勝率を考えたら目的からズレたらいけないわけ。
だって目的からズレたら、勝率が高くなるわけないでしょ。
じゃあ目的は何かといったら、ビジネスや戦いで考えると売上を上げること・勝つことだ。
それなのに方向性を間違えたこだわりを持ち目的がズレてしまうと、新しい発想の芽やビジネスチャンスを潰してしまう。
人の役にたってこそ・売上を上げてこその技術であり品質なんだから、技術のための技術、品質のための品質では価値がないんだ。
しかもこの間違えたこだわりの怖いのは、悪意があるわけではなく誰もが正しいと信じているところ。
まずこの消費者とのズレを正すことが、マーケティングの根幹の使命だと著者はいう。
ビギナーズラックの正体も、実は初心者の方が単純に勝率が高い行為をしているだけなんだ。
たとえばよくビギナーズラックが起こる釣り。
なんで初心者はよく釣ることができるのかというと、
・初心者の方が基本に忠実に釣りをする
・初心者の方が最初から最後まで手を抜かずに釣りをする
からだ。
釣り経験を重ねた人ほど、エサ交換をメンドくさがり手を抜き、調子が悪かったら諦めがち。要は自分から勝率を下げているんだよね。
つまり、ビギナーだからベテランだからどうこうじゃなく、勝率が高い人が一番釣るんだ。
当たり前の話だけど、これはアイディアを生むときも、結果を出すときも共通していえること。
やることをちゃんとやって勝率を上げないと、成果なんて出るわけないんだ。
もちろん、ただ闇雲に頑張っても勝率は上がらない。
何を頑張るのか?
どこに集中するのか?
つまり、「自分は今、勝率を上げるために何を考えなきゃいけないのか?」を明確にすることだ。
そして突き詰めれば、外部条件が大して変わらないときに結果を出すには、
「違うことをやる」
「同じことを違うようにやる」
しかないという。
良い結果を求めるなら、「違うこと」「違うやり方」を模索し続けなければいけないんだ。
だってそっちのほうが競合がいない(少ない)んだから勝率が高いからね。
noteではアイディア生む方法を一切書かなかったから、実際に本を読んでみて!笑