流行りと印象操作、広島県民が知らない牡蠣ベーコン巻き
おはようございます。
何かのご縁でこの記事を閲覧してくださった方、いつも読んでくださるフォロワーの方々、フォロー、スキしてくださる方々ありがとうございます♪
今回は流行らせる、印象操作をするとはこういうことなのだと感じた投稿について思ったことを書きます。
1.地元特集で地元民が知らない
先日Twitterを閲覧していた時にトレンドに挙がっていたハッシュタグの一つ #牡蠣のベーコン巻き
フード系が挙がるのは珍しいのでクリックしたらツイートの内容が面白かった。
メディアの内容を切り抜いたツイートで、広島県民が絶対食べてほしい牡蠣料理1位は
『牡蠣のベーコン巻き』という内容が放送されていたとのこと。
美味しそうだなと思った反面、おそらく広島県民、出身だろうという方々が一斉に
「知らない」
とツイートしていました。
そうなのかと思い、広島県出身の知り合いにも聞いてみたら同じ反応でした。
地元のソウルフードと呼ばれるものを知らないということは普通はないと思います。
広島だとお好み焼き、広島菜漬、あなごめし、せんじがら、尾道ラーメン、もみじ饅頭、そして牡蠣。
食べ方にしても、地元ならではこれという食べ方はあると思います。
マニアックな方も一定数いるのもあるがさすがに地元民に認知されていない食べ方が一位と報道するのは何か意図があるとしか疑われる内容だと思います。
2.流行りはメディアが作ってる
上記の報道について個人的な意見としてその食べ方を認知、広告したかったのではないかということ。
少なくとも何それと気になり検索をかける、実際試してみる方もいてそこから拡散させることができたらそれは広告としては成功です。
知らないと思った方は実際に広島県に行き牡蠣を食べに行く、または自宅で作ってみたというSNSに投稿する一定数の方もいましたので、これで牡蠣とベーコンの消費率、購入率に繋がっているので宣伝としては成功です。
流行とは流行るからではなく『流行らせる』から流行となることを元メディア関係者の講義で知りました。
つまり仕掛ける人が必ずいるということです。
洋服などのファッション誌でこういう一文を見たことありませんか?
「この春○○色が流行」「○○な服がトレンド」
私自身は昔、それがすでに流行っているものだと思っていました。
ですが流行っているのではなくこの色、洋服を意図的に売りたいために打ち出しているフレーズになります。
認識させることで自然とそういう色、服を購入し外に着て出る→それが流行りだと周りが見てまた購入者を増やす。
ビジネスである以上、それは戦略の一種であり先に投資をしたからこそ。
たとえ一過性の流行りでも自分が気になったのであれば試してみてもいいわけです。
ただ問題なのはきちんと自分でその情報を判断できていますかということがとても大事です。
3.印象操作がもたらす効果
また印象操作については映像だけでなく、文字でもガラッと印象の与え方を変えることができます。
先日芸人でユーチューバーとして活動中のカジサックさんのスタッフの方が元モー娘。の新垣里沙さんとご結婚されたことに対し、出演していただくかどうか検討をする様子を動画に挙げていました。
結局スタッフが気を遣って撮影しないといけなくなるのでカジサックさんが配慮して1ミリでも違和感があるものはやりたくないと今後出演はないという内容でした。
スタッフへの気遣いとプロとしてクオリティを求める姿勢が素晴らしいと思いました。
ですが動画についてネットニュースで挙がっていたタイトルがこちら
上記のタイトルだとカジサックさんは”少しでも違和感のある動画を作るのが嫌”ということではなく”新垣さんとの共演が嫌”と受け取られてしまう。
これはさすがに悪意があるように捉えられても仕方がない書き方です。
文字数の制限もあるのでタイトルを短くする、切り取りをすることはよくありますがメディア側からしたら真実を報道したいのではなく、アクセス数が欲しいが故にこのよう切り取り方をしたのだと思います。
ネガティブな内容に見える記事の方がアクセス数が上がりやすいのでメディア側が取り入れるのはわからなくもないですが、誤解を生むようなことばかり書くと信用失うと思うのですが。
このようにタイトルの表面だけでも印象を変える操作は可能ということです。
さいごに
ネットとSNSが発展したことにより情報過多ではあるがその分、本当かどうかを考えることが大事だというのがわかる。
ネットで話題になっているのにメディア側で取り上げない、逆に一部のみしか報道せず真実と違った報道を流す事態も年々増加していますので、私たちができることは
・情報源はどこか
・情報発信者を確認できるか
・複数の情報で比較する
・百聞は一見に如かず
ぜひとも情報を判断するときは、感情抜きに客観的に見て何が正しいかを見抜く力を身に着けていきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。