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イラストメイキングといふもの

まずは絵を見てもらいます。

2023/3/3にTwitterとかに上げたもの

そしてもう一枚。

2020/8/27日にpixivに上げたらしい

ホロライブ所属の星街すいせいさんのファンアートです。二年半ぐらい前、初めてペンタブを使って描いた絵を描き直してみた。

こうして見るとかなり進化していてすげ~~~のでこの記事を偶然読んだ方にもこの感動をおすそわけしたくて記事を書きました。嘘です。実際まだまだだと思うし、ここから飛び出しまくって来るであろう壁の数を思うとすぐさまうんちを漏らしてしまいそうな気持ちになる。

とはいえうんちを漏らしてばかりいても仕方ないので絵は描き続けるしかないのだけど、それはそれとしていい機会なのでメイキングみたいなものを作ってみてもいいのかなと思った。誰に需要があるのかとかは知らんけれど、そんなに上手くないやつがどんな風に苦しんでいるのか見ていただくのも一種のコンテンツになるんじゃないの~~って感じです。

動画とかはなくて、残ってるファイルからデータを引っ張り出して載せる形になります。これ意味あるのか? わかんないけどいけー!!!!

あ、使ってるのは板タブWacom Intuos Mediumで使用ソフトはMediBang Paintです。

ラフ/仮色

線のラフ

他人のメイキングを見たとき、まずこれ(ラフ)をどうやって出すねん!! という気持ちになるみなさん。わたしも同じ気持ちです。
これに関してはもともとのニ年前の絵、そしてそのパロディ元である星間飛行のジャケ絵というわかりやすい資料があるので、それに合わせてイメージを構築して出力していく感じで出しました。人体描きがとにかく苦手なので右腕とかはこの段階から考えてちゃんと描いてるみたいです。服に関しては描いてたはずなんですが、線画作業をする中で消したっぽい。すまん!

使用ブラシは鉛筆(ざらざら)だけ。ざらざら具合が線にゆとり? を生んでくれる感じがあって見れるラインの線が出やすい感があります。

仮色

ざっくり色置いた状態です。この時点でもうラフと違う箇所がある。たぶん線画段階でいじくりながら仮色レイヤーで塗り試ししてるので、厳密に仮色の段階ではない。残ってるデータから拾い上げてるだけなのでご容赦。
色置くときは三面図とかの色を参考にしつつ、見れる色を置いてあげようみたいな気持ちで探しています。

使用ブラシは丸ペンとバケツ塗り。目の試しで水彩(ウェット)使ったかも?

普段なら大ラフ(イメージを構築する。さっき出したラフよりも大雑把だったりする)→ラフ(見れる形に整える)+仮色→線画→色塗りと工程を踏むんだけど、今回はイメージ元があるおかげで最初のラフ段階から結構形が取れてたのでそのまま次の線工程で出したものを線画にしました。余談ですが、最近はラフ段階で出した線から整えないままに色つけて仕上げちゃうことがあります。

線画サボりの例

これとかそうですね。顔が出せて満足しちゃったのと、鉛筆(ざらざら)を使い始めてからというものざらざら感が出してくれる線のゆとりに甘えちゃっている。線画にする工程で整えたとき、ラフの線に乗ったフィーリングが取りこぼされちゃうのが惜しいな~と思ってそのまま色を付けちゃう。結果いい感じに仕上がってるので良しとしているけれど、線画作業からは逃げている。

線画

線画1

はい、逃げずに挑んだ……と言いたいものの、逃げている線画です。どう逃げているかというと、Gペンでやったろうと最初の方はやっていたけど途中から鉛筆(ざらざら)に逃げ込んでいるんですね。別に線ができていればそれでいいでしょという話ではあるんですけど。使うブラシによって変わるもの変わらないものみたいなのは正直よくわかんない。

余計な線を消した状態

よく見ると色トレスが乗ってる線画でした。腕のアクセも逃げです。アクセ類はだいたい逃げてる。

色塗り

色置いただけ状態

背景は旧絵と同じく斜めライン視線誘導型+書き文字で行こうかと思ったんですが、それだとアイデアがなさすぎる。そんな時けろりら御大が単色+白枠で絵を上げてるのを見たので、これだ! と思い実行。ついでに書き文字もキルラキルみたいなフォントを使って背景に持っていきました。


完成品

使用ブラシは丸ペン、水彩(ウェット)、スパッタリング(水彩)。スパッタリングは散らす→ガウスぼかしで肌の赤みを載せる時なんかに使いました。本当に、本当になにも色塗りのことがわからないのでガウスぼかしに生かされています。崇めよう。

基本的にはベースの色→影→(2影)→ハイライトみたいな感じで、服の影とか髪の影もぜんぜんわかんないのでグラデーションツールを使ってなんか雰囲気が出たらいいな……という祈りで進めているところがめっちゃある。最後にカスタムノイズみたいなやつ載っけて絵全体にざらざら感を出しておしまいです。

結局のところ絵って「こういう立体にはこういう形の光/影がつく」「ちょっとハイライトが過剰だから削る」みたいな、理解と感覚の両輪で進めていくものなのでひたすら勉強して描くしかないというのを描けば描くほど実感する。勉強、しよう! 

大事かと思って作った

こういうのあるよねという。
①ベースの色+ハイライト
②黒目+まぶたの落ち影
③反射光
④飾りのなんか
⑤さらに飾り入れて完成

目って必要そうな要素入れてあとはひたすら飾っていいみたいなものだと思っていて、特に今回はアイドルの絵なので飾れるだけ飾ってよしみたいな感覚でベタベタ飾っています。最後に入れてる飾り付けは青→黄の順で塗り重ねた球体? みたいなものを点々と置いてガウスぼかしをかけると光みたいになってくれるので、それで飾りをつけています。

はい、こんな感じです。結局こんなん見てもわかんねえぜ~~描いてる人がわかってないんだから! 
気になることあったらコメントしてください、答える準備だけはあります。YouTubeチャンネルは持ってないですが魂のチャンネル登録と高評価もお願いします。Good night……。


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