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Vol218 「田舎暮らし」あるある。【公共交通・学校編 50選】

田舎出身者なら共感。都会育ちには驚き。田舎暮らしを希望する人には、是非参考にしてみては。移住の前に田舎の実態を知ることは大切ですよね。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 田舎あるある【公共交通等編】


 (1)電車あれこれ 8件

① JRは単線である。
② 知られていないローカル電車が走っている。
③ 田舎はディーゼル電車がメイン。
④ ディーゼル電車の始動音と振動が好きになる。


⑤ 「電車」ではなく「汽車」と呼ぶ。
⑥ 地元の駅は無人駅である。
⑦ 赤字路線である。
⑧ 廃線の噂が常にある。

ディーゼル電車のゆっくりとした始動に、田舎らしいのんびり感を味わえます。慣れてくると、加速時の機動音、床下の振動は心地よく感じるようになるかも。
ディーゼル電車が走る田舎では、若い人も汽車と呼びますね。
JRの赤字路線は広がる一方、廃線の話し合いが続く自治体も、決して少なくないかも。

(2)バスあれこれ 4件


⑨ バスが時刻通りに到着する。
⑩ 路線バスに自分しか乗車していないことがある。
⑪ バスは常に赤字路線である。
⑫ バスの運行を財政で補填している。

渋滞のない田舎では、バスは時間通りに到着しますので、ストレスも少ないでしょう。でも、自分一人しか乗っておらないと寂しいものです。
残念ながら、空気だけを運ぶバス路線も多く、1日の数本しか運行していない路線も多くなります。

(3)乗用車あれこれ 13件


⑬ 自家用車は1人1台ある。
⑭ 軽トラックの普及率が高い。

⑮ シルバーマークの車が多い。
⑯ 軽トラックはほとんどシルバーマークを付けている。
⑰ 信じられない低速走行車を見かける。
⑱ トラクター等が公道を走っている。
⑲ 広域農道の方が交通量は多い。
⑳ 高速道路は利用しない。
㉑ 夜の運転が怖い。


㉒ 野生動物飛び出し注意の看板がある。
㉓ 道路に野生動物の死骸をたくさん見かける。
㉔ 夜間走行をすると、フロントに虫の死骸がたくさんつく。
㉕ 大きな蛾の大群に一度は襲われる。
 
良く言われることですが、自家用車は1人1台ですね。
田舎の人は高速道路を使用する人も少ないかも。
高速道路は観光客か長距離トラックのためにあるもの。
一般道でも渋滞はないので、「高速道路とそれほど時間は変わらない」と考えている人が多いですね。
あと、夜間の走行は要注意ですね。夜行性の動物が飛び出してくることも多々あります。
また、家に帰ると車に無数の虫の死骸が付いていますので驚くかも。
田舎では洗車をしてもキリがないかも。

 2⃣ 学校編

(1)小中学校あれこれ 19件


㉖ 子供たちの挨拶が行き届いている。
㉗ クラス替えがない。
㉘ 全校生徒の名前を言える。
㉙ 使われていない教室がいくつもある。
㉚ 運動場(グラウンド)は広い。
㉛ 校庭に塀はない。
㉜ 土日祝に学校のグランドが利用できる。
㉝ 親の送迎で通学する子供も多い。
㉞ 雨の日は、親が送迎をする。
㉟ 学年によっては複式学級がある。
㊱ 山村留学を実施している。
㊲ 校外学習は農業体験。
㊳ 学童保育は充実しており安心。
㊴ 地元食材を使用した給食で子供も満足。
㊵ 運動会は着順フラッグを持って親もお手伝い。


㊶ クラブ活動の対外試合は親の送迎があたりまえ。
㊷ 団体スポーツは他校との合同チームになることも。
㊸ 田舎の中学生は体操着(ジャージ)で登校。
㊹ 自転車通学は白のヘルメットが定番。 

田舎は少子高齢化が都会以上に進んでいます。
子供の減少で、空き教室も増えて、複式学級の学校も増えていますね。
都会では、学校は門を閉ざされて、親も簡単に学校に入れませんが、
そもそも塀がなく、いつでも出入りが自由な学校もあります。
また週末は、学校のグランドを使用できないところも多いですね。
但し、学校の統合が進み、通学が遠方になることも。
そのため、親の送迎なしでは通学が出来ないこともありますね。
あと、田舎の中学生は体操着(ジャージ)で通学している??

(2)高校あれこれ 4件

  
㊺ 住んでいる町に高校はない。
㊻ スクーターで通学もOK。
㊼ 修学旅行は東京ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパン。
㊽ 高校卒業まで医療費は無料。
 
田舎ではスクータ通学を認めている学校もあります。
最近は、田舎の自治体は子育て支援に力を入れており、高校生まで医療費助成を取り入れたり、通学費の補助などもありますね。

(3)その他あれこれ 2件


㊾ 先生と保護者との飲み会がある。
㊿ 先生の引越しは保護者がお手伝い。
 
 都会では、先生と保護者が密にすると、なにやら噂が立ちそうですが、
田舎では「保護者と親しくしてこそ先生の務め」のように話す人もいますね。 

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最後に私のおススメの移住地をご紹介します。
移住地選びの参考にしてくださいね。

香川県小豆島

島暮らしを希望する人はとても多いです。
そのような方におススメの島は、瀬戸内海に浮かぶ小豆島ですね。
小豆島と言えば、「二十四の瞳」「八日目の蝉」「魔女の宅急便」など、数々の映画やドラマの撮影地としても有名です。
小豆島は瀬戸内の温暖な気候で、ゆったりとした暮らしができます。オリーブを栽培したり、老舗の醤油醸造所がなど魅力もたっぷりですね。
その小豆島のおススメは、1日2回の引き潮の時だけ現れる砂の道「エンジェルロード」ですよ。ぜひ、このエンジェルロードから瀬戸内の島々に沈む夕日を眺めてみてください。
小豆島から瀬戸内の海を眺めながら散歩をする生活ができたら最高ですね。 

 


 
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移住プランナー| 田舎暮らし|プロ|
移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで18年間2500組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。