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アイデア: モノを無くさないためのスマートタグとコレを組み合わせれば超強くなるんじゃないかって案

第6回はスマートタグ!:D

ココ数年で、カギとか財布とか、無くしたくないモノに付ける「スマートタグ」が登場しました。ボタン電池くらいのちっちゃいサイズで、キーホルダーに付けたり財布に仕込んだりして、モノを無くしたり置き忘れたりするのを防止するワケです。

このスマートタグをもっと強化するためには何と組み合わせれば良いか?というアイデアです。

まずはスマートタグの仕組みから

案の前に、スマートタグの仕組みから。スマートタグはBLE(Bluetooth Low Energy)を使って動いています。

BLEとは、ざっくり言うと「Bluetoothの省電力版」です。通信速度などを抑えて、ボタン電池1個でも1年以上電波を発し続けられるくらいの省電力なワケです。

で、スマートタグは数十メートル程度の距離までなら検知可能な電波を常に出しています。スマホアプリで、この電波を検知します。

電波は常に出てるので、もしスマホで電波を検知出来なくなったら、「スマートタグとの距離が離れた=置き忘れてるぞ!」ってことになります。そして、アラームをピーピー鳴らしてお知らせしてくれるわけです。

スマートタグの限界

前述の通りスマートタグの電波が届くのは数十メートル。そして悩ましいのが、スマートタグの位置がわかるわけではないという点。

電波が届いたかどうかで判断しているだけなので、範囲内に居てもスマートタグのある方向はわかりませんし、範囲外に出るとどうしようも無くなります

MAMORIOは限界を越えようとしている

この弱点に関して、MAMORIOというスマートタグはクラウドサービス化することで弱点をカバーしようとしています。

MAMORIOを使っているユーザが誰かのMAMORIOを検知すると、それがクラウドにアップロードされます。つまり、隣町で財布を落としても、隣町のMAMORIOユーザが「財布このへんにあるよ!」って情報をくれるわけです。

MAMORIOの悩ましいところ

MAMORIOはかなり広がってきていますが、クラウドサービスの対象が単体のプロダクトというのが非常に悩ましいところかと。

かなりのペースで広がっているようですが、2017年4月の時点では23区エリアでもまだカバーし切れていない部分が多かった模様。(今だと23区はかなりカバー出来たのかな??ちょっと知りたい。)

何と組み合わせれば超強くなる?

ズバリ、位置ゲー。(ありきたりですかねぇ)

位置ゲーって、ユーザが徘徊してるんですよね。しかも、Pokemon GoとかであればBLEでPokemon Go Plusと連携してる。

このへんのアプリ利用者がスマートタグを検知してくれるようになれば、スマートタグを有効に使える範囲はものすごく増えるかと。

迷子のワンちゃん猫ちゃんもグッと減りそう。

位置ゲー利用者へのインセンティブ

慈善事業的な位置付けで「少しのバッテリー消費で困ってる人を助けられます」的に推しても良いし、誰かが探してるスマートタグID(迷子のワンちゃん)を検知するとレアなアイテムがもらえるとか、ゲームとしての楽しみにつなげることも可能かと。

まとめ

ペット飼う人ってこれからも増えていくでしょうから、MAMORIOとかのスマートタグ需要はこれからも高まっていくんじゃないでしょうか。

探しものがすぐ見つかるようになればみんなハッピーですし、ドカンと広がってほしいところですねぇ:D

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