2024年10月の記事一覧
企業分析【NEC(6701)】構造改革で好調が期待できる企業に変化した話とNECネッツエスアイTOBの理由
日経平均に採用されている銘柄を全て取り上げているこのnote、今回取り上げるのは日本電気株式会社(NEC)です。
通信機器の大手企業であり、大手のITベンダーでもある企業です。
事業内容と業績のポイント
それでは早速事業内容から見ていきましょう、NECの事業セグメントは以下の3つです。
①ITサービス:
システムインテグレーション(システム構築・コンサルティング)、サポート
アウトソー
企業分析【J.フロント リテイリング(3086)】ラグジュアリー商品の売上倍増で絶好調な百貨店を解説
日経平均に採用されている銘柄を全て取り上げているこのnote、今回取り上げるのはJ.フロント リテイリング株式会社です。
2007年に大丸と松坂屋が経営統合されて出来た企業で、2020年にはパルコの完全子会社化も行い、大丸、松坂屋とPARCOの運営を主軸とする企業です。
事業内容と業績のポイント
それでは早速事業内容を見ていきましょう。
J.フロント リテイリングの事業セグメントは以下の通
「カラオケの鉄人」と「まねきねこ」絶好調なのはどっち?好不調が分かれた理由は?
さて、問題です!
カラオケの鉄人と「まねきねこ」今、絶好調なのはどちらでしょう?
同じカラオケ事業を行っていますが、実はこの2社で好不調がくっきり分かれています。
正解はまねきねこです。
まねきねこを展開するコシダカHDの業績を見てみると、2023年8月期にコロナ以前を大きく上回り、2024年8月期はさらに拡大し過去最高の100億円の営業利益を突破と絶好調です。
2024年8月期の業績(2
【セブン&アイ】今後、日本企業の買収は増える?買収提案、大きな改革を進める理由について解説
どうもこんにちは!
前回はセブン&アイについて、主力事業のコンビニ事業を中心に取り上げました。
ですが、最近のセブン&アイはコンビニ以外の事業で非常に話題が多いです。
例えば、そごう西武の売却を行い、その実質譲渡額が8500万円となった事は話題となりました。
さらにヨーカ堂に関しては大量閉店で大規模な縮小が進んでいる事も話題となっています。
それだけでなく、そのヨーカ堂を含むスーパー事業
セブン&アイ・ホールディングス【3882】米国の格差拡大で苦戦する理由
日経平均に採用されている企業を全て取り上げているこのnote今回取り上げるのは株式会社セブン&アイ・ホールディングスです。
セブンイレブンなどを展開する大手の小売企業で、現在はグループ売上では世界7位の規模にまで拡大しています。
店舗展開としては、2024年3月末時点で20か国で世界最多の8万4762店舗を展開しています。
主要な国の店舗数は以下の通りです。
①日本:2万1544
②タイ:1
【小売業界】決算から業界動向を解説、好不調が鮮明な小売業界の動向
どうも、こんにちは!
現在の日本の小売市場では業態や分野によって好不調がはっきりと分かれています。
今回は、小売り企業各社の決算から日本の消費や小売業界の動向についての解説をしていこうと思います。
さて、コンビニ大手の企業の決算が出そろいセブンイレブンだけが苦戦した事が話題となっていました、まずはコンビニ各社の状況を見ていきましょう。
コンビニ大手3社の純利益の前期比を見てみると、セブン&ア
ファーストリテイリング【9983】絶好調のユニクロは海外人気の高まりで国内も好調になっている話
日経平均に採用されている銘柄を全て取り上げているこのnote、今回取り上げるのは株式会社ファーストリテイリングです。
もちろん日本最大のアパレル企業です。
事業と業績のポイント
それでは早速事業内容から見ていきましょう。
ユニクロの主な事業は以下の3つです。
①ユニクロ事業
②ジーユー(GU)事業
③グローバルブランド事業:Theory,PLSTなど、ユニクロとGU以外のブランド
ユニクロ