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イジリー岡田の【ソフビひとり語り】仮面ライダーX


今回は、1974年2月16日から10月12日まで
毎週土曜19時30分に全35話が放映された
『仮面ライダーX』をご紹介します。

放映スタート時、私は小学三年生の3学期。
放映終了時は、小学四年生の二学期の途中。

当時私は算数の塾に通っていて、
密かに【マーブルチョコ】のXライダーの
おまけシールを筆箱に忍ばせていた事を
思い出しました。

何故か塾にだけ持っていった事を記憶している。

歴代仮面ライダーとXライダーが一緒に写っていたり歴代ライダーと握手しているシールがあったりで小学生の私には凄く魅力的だった。

あれから、50年が経ったのか。半世紀か…。


それでは、ソフビをご紹介します!

仮面ライダーX、袋入りのスタンダードソフビ
バンダイから発売 1970年代
ソフビのサイズは、約240mm


発売から約50年経っている仮面ライダーXの
袋入りソフビは大変貴重である。

ですので、今回は袋から出さずに撮影しますが
ご了承下さい。

素顔、正面
『仮面ライダーX』に変身した神敬介役の
俳優、速水亮さんに似せている感が
見受けられます。


劇中のスーツの色は、
初期が水色で、以降はグレーと言われるが、
初期の水色もかなりグレーがかっていると
資料には記述されている。
このソフビのカラーは、絶妙な彩色だ。
仮面ライダーXのベルト。
彩色は、ほぼ実物に近い。
ベルトのバックルの部分の名称は『ライドル』


このソフビには、そんな機能は無いが、

劇中、写真左側にあるグリップを引き抜くと、
Xライダーの強力な武器になる。


グリップにある、それぞれのボタンを押すと
4パターンに変形する事が可能。

【Sボタン】両端にグリップの付いた棍型の
      「ライドルスティック」

【Wボタン】刺突剣型の「ライドルホイップ」

【Rボタン】最大30mまで伸びる
   長い金属ロープを備えた「ライドロープ」

【Lボタン】ライドルスティックの
      ロングバージョン「ロングポール」


両足、正面
ブーツは別パーツでは無く、一体型



このソフビのマフラーは、黒一色だ。
劇中のマフラーは、
黒字にセンターに黄色い線、
赤字でVとVがデザインされている。


文章では分かりにくいと思いますので、

袋入りスタンダードソフビの、
台紙の裏側のイラストをご覧下さい。

仮面ライダー1号、2号は『赤』
仮面ライダーV3は『白』
ライダーマンは『黄色』
Xライダーのマフラーは歴代ライダーの中でも
凝ったデザインだ。


素顔 左側面
ハンサム。
ベルト左側にあるシルバーの造形の
『パーフェクター』
あれ?ん?あれ?


神敬介が、仮面ライダーXへ変身するのに
必要な道具のひとつの『パーフェクター』
それを口部分にセットする事で変身が完了する。


あれ?やっぱり違う!違うぞ!

劇中の『パーフェクター』は、ベルトの右側!

右側に設置されてなくてはなりません!

右側です! 何故 間違えてしまったのか!

でも、いいんです!
こういった事もソフビの魅力のひとつなのです!

この件についてソフビマニアの方々と語りたい!

左足、側面
素顔、右側面 
やはり、
このソフビは『レッドアイザー』は右にある。
本来なら、
ベルトの左側に設置されていなければならない
右足、側面


黄色い棒状の付属の武器は、
無くなりやすい為、貴重である。
この武器は多分、
『ライドルホイップ』か『ライドルスティック』
ではないかと思いますが…。
握り拳の中央部の穴に武器を差し込んで遊ぶ。




そして、
面取れソフビの魅力の、マスクをご覧下さい。


Xライダーのマスク正面
ほぼ完璧な彩色なのだが、
口部分の【パーフェクター】が、劇中では
表面はシルバー、細かく言えば縁取りが赤。
対してこのソフビは、
中央が赤く塗装されている!
惜しい!
マスク、左側面。袋入りなので、
マスクのシルバーが鮮やかに残っている。
マスク、右側面


袋入りソフビの楽しみ方の一つに、
ヘッダーや台紙がある。


ヘッダー全体、おもて面
ヘッダーおもて面、左半分
かなりくたびれた感のあるヘッダーだが、
私は味があって好きだ。
当時の値札シールの剥がれた跡も気になる。
ヘッダーおもて面、右半分。
イラストの口部分の【パーフェクター】は、
きちんとシルバーなのに、
ソフビ本体は何故、赤にしてしまったのか。
東映のシールは、きちんと現存している。


赤文字で、

バンダイ製品は全て安全基準合格商品です。

と、記載されている。



袋入りソフビ、後ろ全体図。
ヘッダー裏面は、おもて面と同じデザイン。
ヘッダー裏面、左半分。
ホッチキスの穴に、
きちんと当時物と思わせる錆びた針が
位置もずれずに刺さっている事から、
私は、未開封品だと思っている。
ヘッダー裏面、右半分
こちらも左同様、ホッチキスの針は完璧だ。


私はこのXライダーの袋入りは、未開封だと  信じています。言ってしまえば願望です。

ただ中には、
一度開封したのに、また袋にソフビを戻す際
同じホッチキスの針を丁寧に、ヘッダーの同じ
穴に差し込み、あたかも未開封と言っている
商品もあるのです。

それをされたら、見抜けませんね…。

袋入りソフビの裏面のイラスト。
見て下さい!このデザインの迫力と魅力!


当時のソフビは、ヘッダーを見ても、
ソフビ本体を見ても、裏の台紙を見ても、

本当にどこを見ても子供達の購買欲をそそる
デザインで、写真では無くイラストというのが
たまらない魅力でした。


まんだらけZENBU116号オークションで、

今回と同じソフビが出品されていました。

未開封、本体 極美品で、12万円スタート。

落札価格は、22万五千円!!



面取れソフビの人気が2024年も持続するのか!

今年も見逃さずに、ずっと見守っていきたいと
思います。

次回も、ソフビについて語ります!

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