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父親との関係がしんどすぎた結果

私、妹、母、みな父が嫌いだ。私たちが幸せそうにしているのが父には気に食わない。私が失敗してひとり落ち込んでいると、「なにかあったのか(笑)まあ元気だせよ」とそれはそれは嬉しそうにするか、過剰に激怒するかのどっちかだ。ずっとむかしからそうだったけれど、あの人にとって家族とのコミュニケーションはディスることでしか成り立たないのだと、やっと最近になって気づいた。父×父の母の関係ですらそうなのだから。
つねにつねに、家には安定がない。私、妹、母のときはまだ良い。しかし、父親が帰ると、みなてんでんばらばらにリビングから逃亡する。しかしこんな父を持つのでもメリットはある。
メリットは、父よりましだろうと、他の男性が最低でも、1.2倍増しくらいには補正がかかることだろう。女子校育ちだったため、大学の同級生、みんな彼氏候補!告られたら大体オッケー。(だがない)
デメリットは、貞操観念がゆるんゆるんなこと。付き合った人はまだひとり(今)で、経験人数は2人。この年では少ないけれど、ワンナイトの誘いは生理でなければたぶん断らないし、ましては巷のお金くれる系のおじさんだったら「ありがとうございます!!」と感謝感激雨嵐だろう。
今付き合っているひとだって、ワンナイトからそのままなし崩しに交際へ進んだ。優しいけれどものすごいメンヘラで、私に依存してくる。
もし私がもう少しのびのびとした環境で育ってきたら、即刻彼を振っていただろう。けれど、私は今の彼と別れたらあの父しかいない。だから、もし他に良い男性がいたらあっさり今の彼を捨ててしまうのだろう。
私はあまりセックスに抵抗はないけれども(抵抗なさすぎる)、たぶん不感症だ。セックスが好きだけど不感症というのは変な話だけれども、これは自分なりに理由を説明できる。
①私の肉体そのものは快楽を感じづらいし、なんなら痛いけれども、だれかが私の肉体を必要としてくれる、溺れてくれることに精神的に快感を得ている。
②生きている実感が得られる。わたしは金原ひとみという作家が好きなのだが、彼女の作品のヒロインは心理的なトラウマを身体的痛みに変えているし、彼女はずっとそのスタイルだ。私は血が無理なので、リスカはしないけれど、セックスに伴う痛みによって精神的な辛さを紛らわせている気がする。セックスは私にとっての自傷行為なのかもしれない。










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