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「サウジは悪」という印象操作に躍起になる朝日
米国のバイデン大統領がイスラエル、サウジを訪問し、中東諸国の首脳と会談した件について、朝日は相変わらずの偏向報道を続けています。
その前に私はひとつ、確認しておきたいことがあります。
私は拙著『中東問題再考』で、中東を「イスラエルVSアラブ国家」とか「スンニ派VSシーア派」と捉えるパラダイムや、中東問題の中核をパレスチナ問題と位置付ける認識は既に古く、現状とは全く異なる点、そして日本メディアや「専門家」が必死に「親日国」と宣伝しつづけてきたトルコとイランというのは、実は中国とロシアに依存を強める、人権無視の独裁強権国家であることについて論じました。
つまり日本人がなんとなく抱いている中東に対するイメージというのは、概ねメディアによって印象付けられてきたのであり、それらはほぼ
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