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唖然あるいは失笑の「中村文則のつぶやき」

毎日新聞が「中村文則の書斎のつぶやきという連載を掲載しています。

今日公開された「『共産党アレルギー』は言い訳」というコラム(?)は、もうなんというか、ひどいというか、それを通り越して笑うしかないというかそんな代物でした。

中村文則氏は作家だそうです。私は彼の作品を読んだことがありません。彼の書いた文章は今日、このコラムで初めて読みました。

作家としては、あれこれ受賞などしているらしく、高く評価されているようです。しかしそれと、政治評論の良し悪しは別問題でしょう。

冒頭には次のようにあります。

日本の野党は大変だと思う。野党が反対するのは一部のおかしい法案のみで、与党が出す法案の大半に実は賛成している。いい対案も多く出しているが、マスコミはその事実を報じず「野党は批判ばかり」と言う。何だかもう、フェイクニュースである。

https://mainichi.jp/articles/20211202/ddl/k23/070/161000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20211202

あのですね。

野党を支持しているのはわかりますよ。

野党支持者はこれを読んで「そうだ!」と共感するのかもしれません。しかし

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