日本国民を愚弄する平和ボケ中東外交
読売新聞が「中東の緊張緩和 仲介へ…外相、15日から歴訪 」という記事を出しました。
外相の中東訪問については先日もこちらに書きましたが、読売の記事を読むと、なんというかあまりの平和ボケっぷりに唖然茫然といたしました。
なぜなら次のように記されていたからです。
停戦合意後も緊張状態が続くイスラエルとパレスチナ自治区や、核合意復帰をめぐって駆け引きを繰り広げるイランと米国の間をそれぞれ仲介し、この地域での日本の存在感を高めたい考えだ。
えーーー。ちょっと待ってくださいよ。
この「仲介」というのは、日本の外務省がいつもいつもいつもいつも出してくる「伝家の宝刀」なんですが、
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