
小説書き10年目に入る年末で今年を振り返る
私が本格的に創作を始めたのは2015年だった。
昔、書いていた小説のことを思い出した。
その時の私は、ただ日々を消化するだけの生き方に疲れていた。
小説を書いていた頃の私は、のんびりと自分のやりたいことに手をつけて没頭していた。あの頃の私は小説を書くことを特別視していなかった。ゲームをする、買い物をする、SNSを見る。それらの興味のあることの一環でしかなかった。
だからいつだってやめたいときにやめればいいし、やりたいときにやればいい。そういう気持ちでやっていた学生の私は、社会人になって忙しさに追われて小説を書かなくなった。
いずれそうなるのはわかっていたし、小説を書いても自分じゃたいしたものは書けないと、臆病な自分に言い訳して筆を置いた。
その先に待っていたのは気力を失った自分だった。
このまま日々を消化するだけの生き方に不安を覚えていた。
その時、思い出したのは、小説を書いていた頃の自分だった。
なんだ、結局書くの好きなんじゃん。
そう気づいてからはまた小説を書き始めた。
それからは失った自分を取り戻すように書いていた。
たぶん、白紙だった自分に意味を与えたかったんだと思う。
小説書き来年10年目となる者が今年発表した作品
そうして10年を迎えようとしている。
順風満帆とはいかなかったが、目標なんてなかった自分が何かを求めて続けられていることには感慨深いものがある。
上記は今年書いた作品だ。
今年もそれなりに量を書けた気がする。
今年、意識的に変えたところとしては、企画や賞に応募するようにしたところだ。
上記のマリンフェアリーも賞に応募した作品だ。
結果的には落選だったが、いくつも応募してきた成果もあった。
さくら花菜さんが主催で行う短編コンテスト『さくコン』で、ホラー短編小説『サイセイ』が佳作をいただいた。
記念すべき第1回目に参加できたことは運命的だった。それだけでなく、佳作に選んでいただけたのは嬉しい知らせだった。
私もお名前を知っている方がちらほらいたし、エントリーされた作品を読んでいてすごい作品ばかりだったのできっと選ばれないだろうなと思っていた。予想外だった。コンテストに応募の機会をいただいたこと、また自作を選んでいただけたこと、並びに自作を読んでくださった多くの方々に感謝を申し上げる。上記からコンテストの詳細と各エントリー作品が見られる。
年末に良い知らせを聞けてよかった。
また、他のコンテストにも挑戦してみたいと思う。
来年は複数のコンテストで受賞したい。
そのためにはコンテストに出せる作品を作らないと。
年末のだるだる振り返りとご挨拶
そして、年末を迎える。
今年は多くの作品で心躍らされた。
今更、アニメ『葬送のフリーレン』を観ては泣き、『ダンダダン』を観ては泣き笑い、『負けヒロインが多すぎる!』を観ては圧倒された。
2期制作が決まっている作品もあるので楽しみ。
せっかくの年末なので、最近すっかり飲まなくなったお酒を飲もうと思う。
去年まではここに煙草が追加されていたけど、健康と節制のために禁煙している。
過去に2度禁煙に失敗しているが、今回は最長で1年持った。
このまま禁煙を続けたい。
今年は多くの方々にお世話になった。
本当にありがとうございました。
来年もいくつか新作を上げていきたい。
そして、臆さず新しいことにも踏み込んでいきたい。
では皆様、よいお年をお過ごしください。
いいなと思ったら応援しよう!
